岩間寺開山千三百年記念
岩間寺「秘仏本尊」御開帳へ
西国第十二番観音霊場 岩間山「正法寺」

2022年10月16日(日)
 この日の朝刊に載っていた「岩間寺」の記事”12年ぶりご本尊の「汗かき観音」の御開帳を見て、急遽出掛けました。この岩間寺へは”西国三十三観音霊場参りで2002年にお詣りしています。今日はJR石山駅からシャトルバスが運行されていて、ありがたかったです。最初の訪問は大津市千町から岩間寺までの約4kmを歩きました。標高444mの低山ですが、さすがに20年前は元気だったんだなあ・・。


 2002年に岩間寺へお詣りした時にいただいた御朱印」です。
   2022年10月16日 読売新聞の朝刊
     


JR石山駅前9:20初のシャトルバスに載って岩間寺へ向かう。
岩間寺拝観料1000円を払って境内へ・・・
 

正面が岩間寺の本堂です。左手前は大師堂です。中央には代位銀杏の木が聳えている。
 

本堂と不動堂の間には「芭蕉の池」がある。
 松尾芭蕉がこの寺の観音さんを信仰して訪れ、この池で「古池や 蛙飛び込む 水の音」という有名な句が生まれたという。
 

一回目の法要が終わったのか、僧侶たちが戻って行く。
  私は本堂と不動堂にお参りした後、二回目の法要の席に着く。そのまえに僧侶に今日の12年ぶりに御開帳されるという秘仏本尊「汗かき観音」は・・・?と聞くと、”御前立の千手観音像の足元にある舘入りの高さ15cmの小さな金銅製の小さな仏像ですよ”と教えられる。今朝の朝刊記事をしっかり読んでいたら分かることでした(^^;)。
法要後、境内にある大桂の木を見にいく。

 

長寿の桂
 岩間寺の日本隋一の桂の大樹群です。樹齢500年とも1000年とも言われている。



さあ、帰り道はどうしようか・・・。
久しぶりなので石山寺まで歩いて下山しよう。東海自然歩道の道標には5.5Kmとある。
 

  境内の奥にある山道、左手の道へ下ると、以前に歩いた上醍醐へ行ける。今の体力ではムリだ。
 

 左の分岐で、右手の奥宮神社の道へ進む。この道で一度奥宮神社へ行ったなあ。
   
 約10分ほどで開けた場所にでる。ここから少し下ると奥宮神社に着く。鳥居の右手には展望台がある。
 

石山の町と琵琶湖が見える。(展望台からの眺め)
 

鳥居をくぐって上がって行くと本殿の広場に着きます。
 

振り返ると、岩間山(頂上のアンテナ)が見える。
標高443m
 

こちらが本来の参道です。
急な石段道を下って行く。
   
奥宮神社からは広い急な坂道を下って行く。  
 

  奥宮神社から17分、分岐道に出合う。”東海自然歩道”の道標があり、「石山寺4.4km」「岩間寺2.1km」、登り返す道が長等公園への道で10.5km」とある。道なりに石山寺目指して下山する。
 分岐から約10分で奥宮神社の参道入り口に着く。この道は今朝「岩間寺」へのシャトルバスで通った舗装路だ。

 

奥宮神社参道入り口
 

奥宮神社前は展望が開けている。
 

舗装路をどんどん下って行くと京滋バイパスに出合う。
陸橋の上から振り返ると岩間山が・・・今回はパスしましたが、頂上はアンテナの所です。
   
 岩間寺から約1時間、平地道になる。振り返ると岩間山はまだ見えている。このまま道なり進むと、やがて瀬田川に突き当たります。今日の歩きのゴールは石山寺(西国三十三観音霊場)です。
 

岩間寺から1時間20分、やっと瀬田川に着きました。
 

瀬田川の遊歩道を琵琶湖に向かって歩く。
 

石山寺の山門
(西国三十三観音霊場)
岩間寺から5.6km、久々の山下りでしたが、なんとか無事に下山できました。


 ・・・・・・・・ 私の過去の岩間寺訪問記です。 ・・・・・・

・西国三十三霊場訪ねて岩間寺から上醍醐へ(2002・7・11)

・岩間寺 (2015・8・22)