繖山はじめて歩いた石仏の道
(きぬがさやま)
滋賀県近江八幡市安土町
2022年4月19日(火)
 今日もよいお天気に誘われて、ぶらっと近場の安土へ出かけました。安土駅に着いたのがもうお昼前、なんとなく繖山へも登ろうかと登山口のある「安土文芸の郷」へ向けて歩きだす。

  

ローマ風の建物が建ち並ぶこの「文芸の郷」風景
 安土城天主を展示している「信長の館」やバロック調の音楽ホールである「文芸セミナリヨ」、多目的ホールの「あづちマリエート」などがあります。その左に隣接している建物が「安土考古博物館」です。後の山は繖山(きぬがさやま)です。頂上近くには近江国守護”佐々木六角”氏の観音寺城跡と西国三十三所観音霊場の「観音正寺」があります。

 

繖山登山口から振り返ると安土城考古博物館が・・・
 

繖山登山口はまばゆい新緑だ。


 

近江富士遠望
 登山口から約20分で展望が広がる場所に着く。眼下の大きな屋根は「安土文芸の郷」の「文芸セミナリヨ」、多目的ホール「あづちマリエート」です。小休止して昼食タイム。

 

出発してすぐに石仏がある。
西国三十三観音、第二十六番 法華山「一乗寺」です。
 

石仏からすぐにある分岐に着く。
道標を見て、登山から初めて歩く「石仏の道」へ。
 

次々に西国三十三観音霊場の石仏がある。
   
 道標のところから桑実寺(石仏の道)へは0.6kmとある。多少のアップダウンあるが、ゆるやかな道が続く。
  

繖山の中腹を行く石仏道を桑実寺へ・・・。
  

この石仏が西国観音第一番札所の那智山「青岸渡寺」です。
 

第一番「青岸渡寺」の石仏からすぐ下にある道標
ちょっと下るとこのに舗装路に下り立ちました。
 

 桑実寺へはこの先すぐです。右手奥に見えているのが繖山山頂です。

 


西の湖と安土山
舗装路の所からの展望


 

桑実寺の本堂
私は裏手から境内へ入ったことになります。
 

本堂前の石段
ここから繖山(観音正寺)へ登れます。
今日は本堂の「阿弥陀如如来」を拝観して、来た石仏道を引き返す。
※今日は途中から「石仏の道」に入ったので、西国札所三十三番の谷汲山「華厳寺」石仏を確認するためです。


 

往路、見落としていた西国二十七番圓教寺に着く。
 

安土城考古博物館が真下に見える展望場所を通過。


 

13:40 登ってきた分岐点に戻り着く。
石仏の道は、直進です。道標には県道(もう一つの登山口)までは0.8kmとある。



二十八番の「成相寺」、二十九番の「松尾寺」、第三十番の「宝厳寺」の石仏を通過して・・・
 

祈りの道は鬱蒼とした木段道がつづく。
第三十一番の「長命寺」を過ぎて・・・
 

 分岐から約10分、西国観音第三十二番「観音正寺」の石仏に着く。お寺はこの繖山山頂近くにあります。
 

この石仏が西国第三十三番札所
結願の谷汲山「華厳寺」だ。
 

ここから急坂道を下って行く

  

もうすぐ県道に下りたつ
 

繖山登山口に降り立ちました。
道標は「桑実寺 1..4km」、繖山山頂は1.6km
 

繖山とその麓の安土城考古博物館です。
県道沿いのピンクの八重桜がきれいでした。


 

繖山展望
(県道からの眺めです。)


  

ちょっと安土城址にも立ち寄りました。


 

安土城址周囲を歩いて・・・
 

安土城址の百々橋口から西の湖へ向かう。
 

西の湖
今日は風が強くて海のような波立ちでした。

 

15;20 JR安土城に戻りました。左には織田信長像、駅舎壁には巨大な安土城が描かれている。見えている山が今日歩いた繖山です。

 ********  今日の繖山歩きと関連のある参考ページです。 *******

・今年もササユリ訪ねて繖山へ-2  2021/06/10

・今年もササユリ訪ねて繖山へー1 2021/06/10