明日香散策とキトラ古墳壁画鑑賞
2016・10・20
(奈良県高市郡明日香村)
 この日は現役時代の相棒のお墓参りと画廊飛鳥を訪ねるために奈良の明日香村まで出かけました。訪問した画廊飛鳥でオーナーのKita氏から、いま「キトラ古墳壁画特別公開」中だとという情報を得て見に行くことができました。


 

 いつものように歩きも楽しもうと、二駅手前の橿原神宮前駅で下車しました。こんな回り道して明日香村へ向かいました。
 

 ここは橿原神宮前駅から徒歩10分くらいのところにある孝元天皇陵です。
このあと、前に一度行っている植村古墳へ。
下の写真は植村古墳の上からの眺めです。


大和三山の畝傍山
山麓に橿原神宮、近鉄橿原神宮前駅があります。


西に見える円山古墳
近鉄岡寺駅近くにあります。
   
  植村古墳はまだ発掘中だ。ここから八咫鳥(やたがらす)大明神へ。


 八咫鳥大明神(やたがらす)
 日本神話において神武東征(じんむとうせい)の際、高皇産霊尊(タカミムスビ)によって神武天皇のもとに遣わされ、熊野国から大和国の橿原まで道案内をしたとされるカラス(烏)。一般的に三本足のカラスとして知られ古くよりその姿絵が伝わっている。
 八咫鳥大明神から県道(155号線)に出て、近鉄岡寺駅前の交差点で左折。国道169号線の舗装路歩きで明日香へ向かう。そろそろ昼時だ、国道沿いの食堂で腹ごしをしてから画廊飛鳥へ行こう。



 画廊飛鳥は鉄飛鳥駅から徒歩2分という便利な場所にあります。国道169号線にあります。歩き好きの私は、いつも橿原神宮駅から歩いて行くので時間がかかります。


オーナーのKita氏
 ちょうど「マイセン絵付け講座と作品展」中でした。素敵な画廊で作品を見せてもらった後、談笑。彼から、いま「キトラ古墳壁画特別公開」中だと情報を得る。まずは親友のお墓参りをしてから行こう。

 
近鉄飛鳥駅の踏切を渡って
 すぐの岩屋山古墳を過ぎてから、近道で親友のお墓参りへ。彼のお墓は牽牛子(けんごし)塚古墳の近くにあるます。



 

牽牛子塚古墳近くの風景、素敵な田園風景でしょう。


牽牛子塚古墳手前に稲の天日干し
いまはコンバインで刈り取るのでこんな風景は見れないね。


古墳本体
テントが被せてあり石室だけ覗けるが、今も調査中のようだ。
牽牛子(けんごし)塚古墳については下記の私のホームページ
  ・「牽牛子塚古墳迷い道」(2015年9月29日)のレポートをご参照ください。


  牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)
 奈良県高市郡明日香村大字越に所在する終末期古墳である。1923年(大正12年)3月7日、国の史跡に指定された。指定時には「あさがおつかこふん」の読みが付されており、「牽牛子」はアサガオの別称である。「御前塚」と呼称されることもある。2009年(平成21年)から2010年(平成22年)にかけての発掘調査によって、八角墳(八角形墳)であることが判明し、飛鳥時代の女帝で天智天皇と天武天皇の母とされる斉明天皇の陵墓である可能性が高まった。

 

牽牛子塚古墳


さあ、いよいよ初めてのキトラ古墳訪問だ。
近鉄飛鳥駅から 近い高松塚古墳へは何度も行っているがキトラ古墳は初めてです。
 
 飛鳥駅からは約2km、 のんびりと明日香の田園地帯を歩く。
それでも暑い日で、ゆるい登り坂でも汗ばみました。


 キトラ古墳に着く。あまりにも綺麗に整備されていて、ちょっと想像外でした。

 
キトラ古墳壁画保存管理施設


 

(いただいた文化庁発行の資料より)


 

キトラ古墳壁画保存管理施設
 

管理施設裏側の古墳のある高台からの風景-1


 

遠方に大和三山の畝傍山が見えている。けっこう歩いてきたのだ。
(管理施設裏側の古墳のある高台からの風景-2)


 

復元されたキトラ古墳

 7世紀末から8世紀初めに造られた古墳で、丘陵の南側斜面に位置する。墳丘は二段築成の円墳で、下段の直径は13.8m、上段の直径が9.4m。この墳丘は復元されたものです。内部は二上山産凝灰岩の切石を18枚組み合わされた石室があります。石室内部は奥行2.4m、幅1.04m、高さ1.24mと意外と小さい。鎌倉時代に盗掘を受けているが、刀装具片、琥珀玉などの副葬品の一部と、木棺片や棺の飾金具、人骨などが出土している。 石室内部の北壁には玄武が描かれている。高松塚古墳に次ぐ我が国で二例目の大陸的な壁画古墳であることが明らかになる。その他に、青龍、白虎、朱雀、十二支像、天文図が見つかった。

 

キトラ古墳



キトラ古墳見学の後、近くの近鉄壺阪山駅まで歩くことにしました。
 

江戸時代の町並みが残る壺阪山駅手前の土佐街道
 江戸時代、山上の高取城では日常生活が不便のため、藩主をはじめ家臣の屋敷は街道筋に移され、城下町が規制されました。石畳の横を流れる用水路、軒を並べる家々などからは江戸時代の道が感じられる。(案内板より)
 
今日歩いたルートです。
明日香は古墳や遺跡がいっぱいでしょう
 
近鉄壺阪山駅
案内板には 壷阪寺:3.8km 高取城跡:5.0kmとある。
今日はお天気に誘われて思いつきで明日香へ出かけましたが、
思いがけない「キトラ古墳壁画公開」に出会えて素敵な一日となりました。


**** 壺阪山駅から行けるレポートです。 ****

・壷阪寺から高取山(高取城跡)2005年5月11日