初歩きはホームグランドの近江富士

2015・1・元旦

 新年の幕開けは素晴らしいお天気に恵まれた。さっそく初歩きにホームグランドの三上山(近江富士)へ登ろうと出かけました。今日は守山の自宅から歩いて往復するつもりです。三上山麓の御上神社(みかみじんじゃ)への初詣もしよう。


 

白い比良山
 自宅から約1時間で国道8号線の野洲大橋に着く。野洲川に架かる新幹線の鉄橋の向こうに湖西の白い比良山が望める。天気は良いが風が強くて寒い。

 

野洲川を渡ると三上山(近江富士)が迫ってくる。もう少しで御神神社に着く。
 
初詣でにぎわう御神神社に参拝して、三上山表登山道口へ向かう。登山口は御神神社前から国道8号線を横断して三上山表登山道口に着く。
 


入り口にはシシ除けの柵があり、開けて参道に入る。
 


 柵を入ったところすぐ右手に魚つり岩という巨岩がある。大昔この岩のところまで琵琶湖の水面があって神さんが釣りをしたらしい。ここから中腹にある妙見堂跡までは石段の参道が続きます。
 

10分ほどで妙見堂跡の広場に着きます。
 2009年には朽ちた妙見堂建屋の一部が残っていたが今は綺麗に整備されてありません。登山道は右端の石燈籠の横から奥に入って行きます。
 

 妙見跡から十数分樹林の中を登って行くと割岩(われいわ)への分岐に着きます。このあたりから頂上まで岩場の道がつづきます。
 

割岩の隙間
割岩(われいわ)
岩が真二つに割れていることから「割岩」と呼ばれ、ちょうど人一人が通れる割れ目になっていると案内板に書かれている。下の写真は割岩をすり抜けている人を撮った10年ほど前のものです。この時は私も少しスリムだったので難なくクリアーしましたが、今回は防寒着を着ているので出られなくなったら格好が悪いが挑戦してみよう。腹を思いっきり凹めてやっとすり抜けられました(^^;)。


 

さらに岩の道を登って行くと展望が開ける。
 

 野洲川の向こうに琵琶湖が広がり、先ほど見た比良山系の山々が望める。
 

琵琶湖の対岸に比叡山が望める。比叡山の頂上(大比叡)は一番高い尖ったピークです。
眼下の野洲川の向こうはわが町守山市街が広がっている。
 

三上山の頂上
 小さな社は御神神社の奥社です。右の小さい鳥居をくぐると裏登山道になります。三上山の頂上はこの社のすぐ後ろです。
 
頂上の奥社側からの展望
 鳥居の前の磐は、奥津磐座といわれる神の宿る磐だそうです。


 

山頂での記念スナップ
 三上山の山頂は樹林の中で展望はありません。それに今日は強烈な風が吹いてとても寒い、すぐに下山することにしました。帰り道は裏登山道を下ろう・・・
 

裏登山道の入り口
 

こちらの登山道も急坂はないがこんな岩場がある。下りは木の根っこにも注意が必要です。
30分ほどで天保義民碑がある裏登山道口に着く。



帰り道は来た道の反対側、野洲川右岸を歩くことにする。
御神神社を過ぎて集落の中の道を行く。


 

御神神社から続く集落の中から三上山をスケッチしましたが、強風と寒さで絵もうまく描けませんでした。
新年初描きなので記念に貼りつけました。


 

野洲川右岸からの三上山


この野洲川に架かる橋を渡って守山市へ
  寒かったけど山歩きも初詣もできて良い一年のスタートとなりました。

ご参考までに下記の三上山登山ページも添付させてもらいました。

◎2010年1月4日にも同じ初登りをしていました。
・初詣でかねて初登り&初スケッチの三上山

◎2011年1月10日は雪の三上山登山でした。
やはり雪山は素晴らしい。
・新雪ふんで近江富士