真夏の長崎スケッチ旅
2009年7月7日〜9日(3日間)
2日目(雲仙−長崎−佐世保−平戸)

 「寺田みのる先生と行く平戸・長崎」2日目。いつものように早朝に起きだす。窓を開けて気になるお天気をチェックするが標高750mの温泉街は山特有のガスがかかっていて状況はよくわからない。朝食は7時、昨日歩いていない温泉街を散策しにホテルを出る。雨は降っていない。
 午前8時ホテルを出発、今日のメインは長崎市街だ。浦上天主堂やグラバー園、オランダ坂。今日も暑くなりそうだが頑張って描くぞ!
 雲仙温泉から国道57号線でバスは一気に高度を下げ、橘湾に面した雲仙西登山口の小浜温泉につく。ここから橘湾沿いにジャガイモ畑、棚田と美しい千々岩町(ちじわ)の景観の中を走る。その美しい海岸線を素早くスケッチする寺田先生、数分にて素敵な作品が完成。。ガイドさんもすごいね!と声を上げる。
 長崎手前で少し強い雨が降ってきたが、長崎大浦天主堂下の駐車場に着いたら真夏の太陽が顔を出した。暑い! 

 これからの予定は、まずグラバー園まで添乗してもらってそこで解散。12時45分までの約3時間自由行動となる。


両脇には土産物・カフェなっどのお店が並んでいる。



振り返ると長崎港が・・・
駐車場からすぐに坂道になる。間違ってハウステンボスへ来たような町並みだ。
 ・・・と言ってもまだ行ったことがありません(^_^;)。


数分で大浦天主堂前に着く。右手へ行くとすぐにグラバー園入り口がある。


グラバー園のエントランス



具ラバあー園のチケット売り場と入園ゲート




グラバー邸

グラバー邸の庭は鮮やかな色の花々が咲いていてとてもきれいでした。




グラバー邸から長崎港を見る。
スケッチは涼やかな感じにかけていますが、日陰でも汗が噴出すほどの暑さでした。


グラバー園からの長崎港の眺め



グラバー園からの長崎港の眺めをスケッチ(1)



グラバー園からの長崎港の眺めをスケッチ(2)





有名な大浦天主堂


 グラバー園、大浦天主堂をスケッチして長崎市での最後はオランダ坂だ。徒歩で15分ほどだがとにかく暑くて閉口する。途中にレンガ造りの油絵になりそうな建物が目を引く。 よく覚えていないが確か旧英国館だったと思います。



大浦天主堂のにぎやかな坂道




 オランダ坂を登っていくとラッセル記念館(東山手十二番館)という洋館がありました。


ラッセル記念館を見てオランダ坂を下る。
よく写真などで紹介されているアングルですよ。
大浦東山手居留地跡
幕末・安政の開国(1858年)で多くの欧米人が長崎に居住することとなった。この外国人専用の居留池が大浦の東山手、南山手、出島などに設定された。今もなお異国情緒が残っている。


オランダ坂の上り口





 お店に入って、さっそく長崎名物の皿うどん、ちゃんぽん&ビールを注文する。待つ間も汗が、お店で出してくれた冷たく凍らせたペパーおしぼりを額に張って気持ちいい〜。おしぼりのお替りをしてしまいました(^_^;)。

 そのあと”皿うどん”と”ちゃんぽん”両方食べたのは誰でしょう(^_^;)?
 この写真ではちゃんぽん・さらうどの見分けがつきにくいなあ・・ 




オランダ坂

昔々来たようなおぼろげな記憶がある。真夏の太陽に照りつけられてスケッチ、坂の上に女子大があるのでモデルには事欠かない(^_^;)。この日はロマンティックに「長崎は雨だった」とはいかず、うだるような暑さ、雨傘ならぬ日傘を差して通る。

さあ次は佐世保だ



佐世保に近づいてきた。バスの窓からなので青のフィルターがかかったように写っている。




佐世保の造船会社
作業の様子が金網越しに見える。珍しい光景だ
 しかしバスは止まらず佐世保の港や町をどんどん離れていく。スケッチ旅の予定では佐世保で2時間あるのに(ーー;)。旅行前に描こうと思っていたのに・・・どこを、それは下の絵参照くださいね。

アメリカンバーガーショップ(長崎・佐世保)
 この「アメリカンバーガーショップ」は、佐世保バーガーの有名店「ログキット」の支店です。”まいう〜”の台詞でおなじみのデブキャラ石塚さんがこの店紹介していたテレビ番組最近見たよ〜(^_^;)

三浦町教会(佐世保)
 佐世保駅から左正面の丘の上にすぐ見えるカトリック教会です。昭和5年に作られました。白い尖塔・美しいゴシック様式の姿は佐世保市街の象徴となっているようです。太平洋戦争中は空爆避けるため真っ黒に塗りつぶされて残ったらしい。 
どうも急遽寺田先生が予定変更?たぶん・・・
そのかわりに九十九島の見晴台へ案内される。私としては佐世保の町や造船所の風景が描きたかったのに・・・

 九十九島の展望台に着くと、皆さんは一斉に描きだす。先生も構図の捕らえ方の実地指導。私はボーっと眺めていたが、時間があるのでしぶしぶ早描きする。日本三景の松島より良い眺めだと添乗員のI氏が慰めてくれる。




九十九島の展望
水彩鉛筆で早描き、気が乗っていないのか無茶苦茶荒っぽいスケッチになってしまった。

次はこの展望台から見えていたパールシーセンターでスケッチするという。

西海国立公園は、九十九島をはじめ多くの島々や入り組んだリアス式の海岸からなる国立公園です。
水族館やヨットハーバー、それに遊覧船も出ている。ここも予定に入っていないため、予備知識がない。ヨットハーバーもありふれた景色、それなら長尾半島の先端まで歩いて南九十九島の景観も見ることも出来たのに(ーー;)(ーー;)・・・。
NHKの大河ドラマ「直江兼次」の子供時代の人気台詞ではないが
”こんなとこ来とうなかった〜”  の心境だ。
ちなみにここではスケッチしていません。しかたなくここまで描いてきたスケッチに色付けして時間をつぶす。

遊覧船



いよいよ今日(二日目)の宿泊地・平戸だ・・・・
平戸大橋渡るときガイドさんが・・・平戸は島ですよ。 えっ平戸は島?!! 今まで知らなかった(^_^;)。
平戸大橋を渡って平戸の中心街を通り海岸沿いにある今夜(二日目)の海上ホテルに着く。



今渡ってきた平戸大橋
海面は早い潮の流れが、川のように波だっている。


正面小高いところに平戸城が見えている。
ホテルの部屋からの眺めです。
今夜も宴会は午後7時、もちろんそれまでの1時間は平戸名所の下見に行きましたよ(^_^;)
その散歩道は3日目のレポート楽しみにしていてくださいね。
宴会では新鮮な海鮮料理に寺田先生差し入れのジャガイモの焼酎いただきました。
ジャガイモの焼酎をリクエストしたのは今朝通ってきたジャガイモ産地の千々岩町(ちじわ)を思い出しらからでした。


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