滝寺めざして大尾山へ
大尾山は比叡山系北稜の主峰(標高 681m)です。
2019・10・20

 10月16日、仰木の里を散策して一枚スケッチした後、16年前に登った大尾山中腹にある「滝寺」を思い出して舗装路を登って行ったが、私の勘違いで行きつけませんでした。・・・ということで今日はその再チャレンジと大尾山目指してJR堅田駅からアプローチしました。




比良の山を望む

 この絵は4日前、仰木の集落からを外れた場所で描いた棚田と比良山系の眺めです。見えている比良の山名は左から権現山・小女郎峠・蓬莱山・打見山です。毎年秋に大津市が行っている「チャレンジ比良登山」のコースになっています。私が参加した第37回チャレンジ比良登山大会の山歩きレポート・第37回チャレンジ比良登山大会 をご参照ください。



ルートは16年前に大尾山へ登っているので、地図も持たずスマホのマップ利用です。
・・・ということで、JR堅田駅からの南庄へ行くバスには乗れず、駅から歩きとなりました(^^;)。


 JR堅田駅からこの広い道を見えている大尾山を目指す。しかし、途中でスマホのマップを見ると、この道は湖西道路で行き止まりになっている。


 ショートカットしようとしたが、結局大回りすることになる。右方向に大回りして、京都大原への途中越えの道(R477)へ向かう。見えてる山は比良山系です。


 このマップは16年前に登った時参考にした山渓社の”分県登山ガイ「滋賀県の山」1995年版”ルートマップです。

  この時の山行報告は下記をクリックするとご覧いただけます。

   大尾山から大原の里へ 

      2003年5月9日
 

JR堅田駅から約30分、湖西道路に着く。
 

湖西道路をくぐってR477に合流、道なりに進む。
 

10:40 国道歩き約10分で南庄口に着く。
 ここから南庄の集落へむかう。道標には”滝寺 4.5km
融神社1.5kmとある。
 

南庄の集落に入って行く。
 集落の道は複雑でウロウロした覚えがある。滝寺の参道を探すのにあちこち迷ったなあ。
 

高台にある南庄の集落から望む大尾山
(写真中央あたりです)
 さあ、ここからが道探しが難しい。以前来た時は大尾山手前の樹林帯に沿って左から右へ歩いたように記憶している。ちょっと心配だったので、ちょうど出会った地元の人に滝寺への道を聞きました。”ここから少し戻って神社の方へ下って行き、その神社に入って行くと滝寺への道はあるよと教えてもらえました。
 

融神社(とおるじんじゃ)
 教えてもらった滝寺への道はこの融神社への道へ入って行くのに、勘違いして右側の広い道を行ってしまった。いつも早合点、こんな失敗は多いです(^^;)。
 

融神社の鳥居と社
 少し行くと新米販売のお店があったので聞くと、滝寺への道は融神社の鳥居の所から左側に行くと教えてもらえた。先ほどの融神社へ引き返し、参道を入って行く。
 

融神社へお参りして・・・
すぐ横の舗装路で滝寺道へ向かう。
 

 しばらく道なりに樹林の中を行くと、視界が開けて前方に大尾山が間近に見えてきた。
 

田園風景
棚田の広がる。気持ちの良い風に吹かれて滝寺へ・・。
 

 だんだん高度が上がってくる。振り返ると素晴らしい琵琶湖方面の展望だ。、遠くは伊吹山まで見えている。
 

やがて道路に金網の扉が、ケモノ除け対策だ。
 

こんな山の上まで棚田がある。金網柵がつづく。


  

琵琶湖方面の展望

中央の島は近江八幡市の沖島、左端は百名山の伊吹山です。


 

やがて堰堤が見えてきた・・・。
 

舗装路は曲がりくねった舗装路は滝寺の参道に合流。
 

瀧寺(歓喜院)
12:28 なが~い直線坂道終点が滝寺です。
 

往路歩いたルートのGPS軌跡です。
出発: JR堅田駅
ゴール: 滝寺


  

滝寺お堂前からの展望
中央右の尖った山は近江富士です。
この景色を楽しみながら昼食。こまででバテてしまって、大尾山山頂はあきらめました。


 

大尾山山頂への登山道はお堂の右横です。
 

鳥居の先に登山道と不動の滝への分岐がある。
 

鬱蒼とした道
 

不動の滝
分岐から右へ分岐、一旦下って登り返す。
 

ここは修行場になっているのだろう。


不動明王を祀っているお堂
不動の滝から先へ、登って行くとこのお堂がある。
登山道はこのお堂の左手にありますが断念・・・。
今日はここから下山しました。





滝寺を後にする。
 

 先ほど登ってきた一直線の道を下り、登ってきた舗装路と別れて直進する。
 

途中にあった池では男性一人が釣りをしていました。


  

下り道での展望
近江富士が右端に見えています。


 

この道にもケモノ侵入防止の柵とゲートがありました。
 

下ってきたこの道は16年前に来た時の滝寺参道でした。
 

南庄の集落が見えてきた。
 

この道はよく覚えている。この左手も森が融神社だ。
 

復路歩いたGPS軌跡
 
 登りは初めての舗装路歩きでした。地元の方は車で参拝するのだろう、教えてもらったのは車道でした。帰りは以前来た時に登った滝寺への参道でした。距離も短くて速く下れました。南庄からは往路の国道にでて、堅田駅へは向かわず、そのまま琵琶湖大橋を渡ろう。

 今日の堅田へのアプローチは、自宅から近いJR守山駅から、便利な近江バスの一日乗り放題の”フリー切符”で堅田へ来た。便利ですがJR堅田駅ー守山駅便は一時間に一本しかない。・・・ということで、このまま堅田駅へ行っても待ち時間がながいということで、バスの便数が多い守山市側の「ピエリ守山」まで歩くことにしました。

 

161号線の交差点
この信号を直進して琵琶湖大橋へ向かう。
 

 琵琶湖大橋につく。この先を左折すると道の駅「びわ湖大橋米プラザ」です。
   
 琵琶湖大橋の上から見た道の駅「びわ湖大橋米プラザ」です。




琵琶湖大橋の上から眺め
写真中央は沖島、その右は近江八幡市の津田山と長命寺山で
白い穂のヨットが三隻、沖島の後方は伊吹山です。


 

琵琶湖大橋の最高部から守山市側を望む。
自転車、ランニング、私のように歩いて渡る日ともけっこいました。
ちなみに自動車以外は通行料金はかかりません(^^;)。


 

琵琶湖大橋を渡ってピエリ守山へ向かう。
 

今日のゴールピエリ守山に無事到着です。
今日の歩きは約3万歩でした。
大尾山へは登れなかったが、お天気にも恵まれていい歩きができました。


大尾山登山の様子は2003年5月9日に歩いた時の山行報告ページをご参照ください。

大尾山から大原の里へ