北野天満宮節分祭

2011.2.3
今日は節分、何処の節分祭を見に行こうかとネットでチェックする。そろそろ早咲きの梅の季節だ、そうだ梅の名所でもある北野天満宮へ行ってみよう。追儺式は午後1時より、十分間に合う。京都駅でJR山陰線に乗り換えて円町で下車、あとは北に向かって・・・駅のマップを見て適当に歩いて行ったら15分ほどで北野天満宮の正面に着きました。



まず天満宮の本殿へお参り



白梅はまだまだ・・・



紅梅もこの程度






追儺式は午後1時より
茂山千五郎社中による狂言。引き続き、
上七軒歌舞会による日本舞踊と豆まき。
15分前にはもうこんなに人が集まっている。一番前はカメラマンが陣取っている。
このポジション取りでは福豆もよいカメラショットも望めないなあ…




午後一時、神職の軽妙なアナウンスで追儺式が始まる。
まず、北野天満宮の案内と京の節分祭の話から・・・・
 この北野天満宮はの、「天神様」として親しまれ、学問の神様としての信仰されて現在に至るが、はやくは農耕の神様(雨を降らす雷を古代人は天神として崇めた。)、厄除けの神様だったとか・・・
 それから京の鬼門(4か所)と節分祭の関係、表鬼門の吉田神社、八坂神社、裏鬼門の壬生寺と時計回りに鬼が追われてきて、ここ北野天満宮で鬼退治が終わるという話。それにお札のPR、去年は豆まきにTBS[水戸黄門」のご老公、格さん、助さん、おえんさんの4人が来たという。”今年も期待してTV局二社も取材にきたが今回はなし、残念でしたね” なぜなら今回のシリーズは来月で終了するからPRにならないとか・・・(^_^)・(^_^)
豆まきが終わってもさっさと帰らないでね。お賽銭を入れて、お参りして、お札を買って〜(^_^;)
 ユーモラスなトークが終わって、いよいよ茂山社中奉納狂言がはじまる。


謡いながら神楽殿を一回りして入場してくる




ひとしきり謡がつづく・・・
そのあとに鬼が登場・・・


鬼が登場して舞いはじめる・・・




鬼がひとしきり舞った後に、
天満福の神が登場して鬼を諭す。



最後は豆で鬼を追い払う




これで追儺式は終わり、つづいて
上七軒の芸舞妓さんの踊りがはじまる。
舞妓さんの踊りから・・





芸子さんの踊り



最後は出演者の皆さんで豆まきだ・・・


約1時間ほどで追儺式は終わりました。




終わってリラックスした表情で舞妓さんが出てくる。
遠くからのコンパクトデジカメではこの程度にしか撮れませんでした。

奈良や京都、あちこちの鬼追い式を見ているが、
ここ北野天満宮の茂山千五郎社中による狂言はとてもよかったです。



過去の節分祭のレポートです。

祇園さんへ節分祭を見に行きました(2005・2・3)

偶然であった護王神社の節分祭(2007・2・3)