スケッチ画家・寺田みのるさんと行く
”早春の瀬戸内スケッチ旅”
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坂越(さこし)
兵庫県赤穂市東部
一泊二日旅の1日目(2013・3・16)
3月16日~17日、スケッチ画家・寺田みのるさんの”早春の瀬戸内スケッチ旅”に参加してきました。両日とも素晴らしい天気に恵まれて楽しい旅ができました。第一日目の午後の訪問地は坂越です。日生(岡山県備前市)からバスで1時間弱で到着する。赤穂市街地から千種川(ちくさがわ)を隔てて東側にある坂越湾に面する古い港町です。ここは絵を描く人にも人気のあるスポットです。




14:30 赤穂市内を通過して坂越に到着する。寺田先生から坂越のスケッチポイントや町概要説明を受けていざスケッチに出発。滞在時間が2時間ほどなので効率よく散策しなくては・・・・ 





坂越散策マップ

赤ラインはスケッチ散策したルートです。
坂越大道(さこしだいどう)は坂越の街並みメイン通りです。
P :バスが到着した駐車場です。
 坂越は近世に形成された瀬戸内海沿岸の多くのまちが海岸沿いに展開しているのに対して、坂越は、千種川と坂越浦とをつなぐ「大道(だいどう)」を主軸に展開していることに著しい特徴があります。「大道」は千種川の高瀬舟ネットワークと瀬戸内海の大型廻船ネットワークとを結びつけ、坂越を一大流通拠点としていたことを教えてくれます。港町の面影をしのばせる風情ある古いまち並みが今なお残っています。・・・坂越のまち並みを創る会HPより転載。




まずは宝珠山の中腹まで登って町の俯瞰を見てみることにしました。
海岸の見える小高い所ころから一枚スケッチをする。




坂越の家並み




スケッチしてからさらに登って行くと宝珠山中腹の妙見寺観音堂に着く。




舗装路に出て妙見寺を目指す。



観音堂

山登りの衝動に駆られたが残念ながら時間不足、頂上は断念して、境内を通過して正面参道を下る。



しだれ梅が満開



境内を抜けたところから観音堂を写す。



下山途中からの坂越湾展望
中央の島は生島(いきしま)です。



参道からはずれて、人一人がやっと通れる細い道を歩いて坂越大道の峠に下り立つ。そこから千種川まで歩いてみましたがスケッチポイントが見つからず引き返す。





坂越大道の街並み
ゆるやかな上り道を行くと峠のようなところがあり、そこから下って行くと千種川に行きつきます。
JR赤穂線の坂越駅はその千種川を渡ったところにあります。







坂越一番のスケッチポイントかな・・・
同行メンバーの大半が座り込んで描いている。




蔵元
地酒には興味しんしんですが時間切れ、残念。







浜通りから坂越大道に入って行く入り口からの風景です。
バスの駐車場で寺田先生の合評会中の時間を利用して三枚目のスケッチをする。




 坂越から今夜の宿舎へは相生に出てから相生湾に沿って先端の万葉岬へ向かう。約40分ほどで相生市金ヶ崎の高台にある「ホテル万葉岬」に着きました。万葉岬の名は万葉歌人・山部赤人がこの地で 「縄の浦ゆ背向に見ゆる奥つ島漕ぎ廻る舟は釣しすらしも」と歌ったとされることにちなんでいるとか・・・・



食事時間までにホテルの前から夕景を写す。




夕日が眩しい
ホテル万葉岬のある小高い山の上から

夕景を鑑賞した後、全員そろっての大広間で夕食会、旅の話やスケッチの話で大いに盛り上がりました。
明日は室津港と竜野の町でスケッチする予定です。明日も天気はよさそう、はじめて行く室津が楽しみだ。
それではお休みなさい・・・ZZZ



スケッチ旅の二日目は播州室津港です。⇐ ここをクリックして室津へどうぞ(^_^)

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