スケッチ画家・寺田みのるさんと行く
”早春の瀬戸内スケッチ旅”
日生(ひなせ)・坂越(さこし)・室津(むろつ)・龍野(たつの)
一泊二日(2013・3・16~17)



日生漁港風景
 3月16日~17日、スケッチ画家・寺田みのるさんの”早春の瀬戸内スケッチ旅”に参加してきました。両日とも素晴らしい天気に恵まれて楽しい旅ができました。このスケッチは初日の訪問地「日生(ひなせ)」の魚港に着いたすぐに描きました。日生は岡山県最東端の備前市にある港町です。岡山県は広島県、宮城県に次ぐ日本第3位のカキの生産量を誇っている。なかでも日生(ひなせ)はその中心地です









まだカキのシーズン中、岸壁ではカキの殻から身を取り出す作業があちこちで行われていました。
おいしそう(^_^;) 散策してから前回の心残り、カキオコをぜひ食べなくては・・・・

「カキオコ」とは?
日生(ひなせ)特産の新鮮で肉厚なカキをふんだんに使ったお好み焼きのことです。





日生漁港スケッチ



日生の魚市場「五味の市」の駐車場に着にてすぐにスケッチ二枚をしました。
これで安心して散策ができる。
さっそく2年前にも登った楯越山(たてこしやま・標高126m)へ登る。
いつものことながら山があったら登ってしまいます(^_^)。




楯越山から見る日生港

日生(ひなせ)散策は2年前に来た時のページがありますので、今回は簡略にしています。詳しくは下記ページをクリックしてご参照してください。
・青春18キップで播州赤穂から日生散策へ(2011年3月24日)




JR赤穂線の日生駅
茶色の屋根のある船乗り場の所です。



港の出口の展望
この先には小豆島があります。





日生魚港の鳥瞰スケッチ
 2年前に来た時も登った楯越山(たてこしやま 標高126m)の中腹から描きました。





お好み焼きあらた(安良田)

 なんか不気味な人形が店の前に立っている。一見入り難そうな店構えだ。恐る恐る戸を開けると、15席ほどの狭い店内に先客6人がいました。お店のおばさんが威勢よくお客に話しかけながらカキオコを焼いていました。ほっ!
 となりに座った神戸からバイクで来たという中年の男性客は「カキシーズン中」は3度くらいこのお店に来るという。偶然入ったがそんな人気のお店でした。

 こちらのあらた(安良田)さんは昭和47年に日生ではじめてカキのお好み焼き(カキオコ)を世に送り出したカキオコの元祖のお店とか誰かのブログで見たが確認はしていません。




ボリュームたっぷりのカキオコです。
お好み焼きの上へたっぷりとカキがのせられる。
 気さくなおばちゃんがいろいろ説明しながら焼いてくれる。焼き上がりかなと思ったら、温度計をカキオコに差し込んで、中の温度を計って85度OK、これで1分たったら出来上がり~。 生カキを扱うので食あたりなどについて保健所から厳しく指導されているから、このようにお客さんに目で見て安心してもらうよう温度計を使っていると話してくれました。
 
 それに・・・おかみさんはカキオコを焼きながら、ルビー(紅ショウガ)をかけて、エメラルド(青のり)をかけて、パール(マヨネーズ)をかけてとパーフォマンスで客を楽しませてくれる。

・怪しげな「おっぱい焼」について聞くと・・・
カキは海のミルクというでしょう。ミルクはおっぱいからと教えてくれたが、美味しくて食べるのに夢中になってしまい、おっぱい焼はどんなものか聞き洩らしてしまいました。




メニューはシンプルだが
なんだか怪しげな「おっぱい焼」
どんなものなのか・・・・



※次の訪問先の兵庫県赤穂市東部の坂越(さこし)です。ここは坂越湾に面する港町です。
絵を描く人には人気のあるスポットです。近々作成してアップする予定です。

・坂越のページへ(3月16日午後の訪問地です)