疏水スケッチのはずが小関越に・・・
2010・11・14(日)
 今月(11月)の第二日曜写生会は山科疏水です。写生ポイントは疏水沿いにある天智天皇稜から第二トンネルあたりになっている。私はいつものように一人で現地に向かうことにしました。JR山科駅下車して疏水に向かい、そこから紅葉散策しながら写生ポイントへ。



今日はあいにくの曇り空、それでも疏水沿いは色鮮やかでした。日曜日とあって散歩やジョギングしている人も多い。
午前9時過ぎ天智天皇陵で御陵(みささぎ)駅から来たメンバーに出会う。

さらにスケッチポイント探しながら疏水に沿って西へ。やがて疏水第二トンネル前の広場に着く。





第二トンネル前の黄葉
F2 鉛筆・水彩
 今日は意気込んで20号近い大きな用紙を担いできたが、とりあえず小さなスケッチブックに一枚試し描きする。


このあたりも良いが、せっかくだからもう少しもう少しスケッチポイントを探してみようと疏水沿いを引き返す。
 ・・・が、なかなか腰の下ろすところが決まらず、とうとう山科毘沙門堂の参道まで来てしまった。ここまで来たら疏水が第一トンネルに消える所まで歩いてみようとさらに東へ進む。やがて疏水が諸羽トンネルに・・・このトンネルはJR湖西線建築による改築にともない昭和45年(1970)に完成したとある。・・・出口が見えているので、ここを迂回している散策路(元の疏水跡)を歩いて入り口へ向かう。


迂回路(散策路)にあった小公園




大津と山科の境にある音羽山
散策路の右手すぐ下をJR琵琶湖線、平行して走っている京阪京津線の電車も見えている。
散策路をさらに進むと疏水が現れる。
 ちょうどお昼時、ここで疏水を眺めながら小休止。オニギリをほうばりながら、この後どうしようかと・・・
もうここまで来たらメンバーのいるところまで戻るのはつらい。それにスケッチする気持も飛んでしまっている(^_^;)。そうだ、ここから峠越の道(小関越)を歩いて疏水第一トンネルの入り口から琵琶湖の第一疏水の取水口まで行ってみることにする。何度か歩いている道なので別に問題もない。



赤のラインが今日歩いたルートです。





疏水は散策路から住宅街へ


疏水横の道は上り坂に・・・



やがて疏水は第一トンネルに消えていく
ここからは滋賀県大津の三井寺下まで地下に潜る。



住宅地から峠に向かっていく




西大津バイパス(161号線)の高架をくぐると
普門寺があり、ここを右方向にとる。



小関越道へ入っていく。




第一疏水工事のときに使われた第一竪坑
この下を疏水が通っている。



どんどん登っていく



小関越峠の合流点
左の道がいま登ってきた道です。



峠にはお地蔵さんがある。
ここからはこの広い舗装路を琵琶湖目指して下っていく。



今越えてきた峠方面を小関町から振り返る(左の写真)。



紅葉がいっぱい、
琵琶湖大津側の第一疏水トンネルの入り口


三井寺遠望




京阪京津線の三井寺駅付近
この少し先が琵琶湖です。



琵琶湖疏水取水口の三保ヶ崎

疏水スケッチのはずが・・・途中で写生会の仲間へTelする。毎度のことなので驚かない(*^_^*)
大きなスケッチ画板もっての峠越えは風にあおられて歩きにくかったです。

こちらも参照ください。
◎ 疏水歩き1・山科から琵琶湖へ 2006年10月17日
◎ 琵琶湖疏水歩き2 2006年10月19日