三筋の滝から太神山
みすじのたき・たいしんさん(標高 599m)
2020・8・26

 1週間前、金勝山(こんぜやま)の金勝寺(きんしょうじ)へスケッチに行きました。その帰り道、ルートを変えて「九品の滝」へ立ち寄りスケッチをしました。そのスケッチを私のホームページで見たOB仲間K氏から、信楽の「三筋の滝」も描いたら・・・と提案されました。この滝は何度か訪れていますが、まだ描いたことことがありません。思い立ってスケッチブックをザックに入れて出かけました。アプローチは車、金勝山を越えて県道12号線で信楽へ向かう。




神滋秀明館会前を通り越して、やがて三筋の滝に着く。


ここは東海自然歩道に沿って田代川が流れている。
 案内板からちょっと下ると、すぐに”三筋の滝”があります。
     

三筋の滝
(滋賀県甲賀市信楽町田代)

 三筋の滝は山合いの澄んだ空気の流れる田代川にあり、東海自然歩道の休憩所が置かれています。滝の流れが3つに分かれていることから”三筋の滝”といいます。
(滋賀・びわ湖 観光情報ページより)
 


 

三筋の滝

 現地は木々が茂っていて、道も狭くてスケッチポジションが確保しにくいため、スケッチは断念。写真に撮った数枚から、この構図を選んで、自宅で描きました。、



この後、目的変更して、近くに登山口がある太神山(たいしんさん)へ久しぶりに登ることにしました。
来た道を引き返返す。
 

12:40 ”太神山「不動寺」”のスペースに車を停める。
 

アプローチはゆるやかな登りの林道歩きとなる。
 

一度歩いているが、太神山へはなが~い林道歩きだったな
 

13:10 歩きだして30分、一本目の分岐を通過。
 

  13:30 東海自然歩道の分岐道標。写真は来た道の方向です。太神山不動寺までは0.8kmとある。
 

13:33 チョッピリ登りの勾配が増してきた。
猛暑の中の林道歩き、歩きだしてもう約一時間だ。
 

13:33 東海自然歩道の道標、不動寺への距離は剥げていて読み取れない。ここから不動寺までは急登になるのだろう。杖が備えてある。せっかくだから一本借りて行こう。


 道標からほんの少しすすむと、こんな広場になる。東海自然歩道の案内板ある。ここが太神山路傍休憩所だろう。・・・とすると太神山不動寺へは残り 0.4kmだ。
   
  この坂道になって、不動寺が近いことを思い出す。
   

 急登を登り切ったところでアルプス登山口アルプス登山口からの太神山登山ルートに合流する。
 

13:50 やっと不動寺に到着しました。
もう汗ビッショリだ。
 

不動寺境内
ここを通って太神山の頂上にある不動堂へ向かう。
  

境内を一段上がったところにある広場
不動堂と頂上へは小さな祠の後ろにある石段を上ります。
   

不動寺の本堂は巨大な花崗岩の上に建つ舞台造です。
 
不動堂の本堂  
 不動寺は太神山の山頂に園城寺の中興開山智証大師円珍によって創建されたと伝え、田上不動とも呼ばれている。本堂は懸造で、山頂の大岩によりかかるようにして西面して建っており、正面三間・奥行三間の正堂の奥に一間四方の内陣を構え、後ろを開放して岩屋内に須弥壇と厨子を納めている。建築年代は、室町時代前期と考えられている。
 

不動堂の本堂
  

本堂上の巨岩
 

本堂上の巨岩
 

太神山頂上はこの小さな社のすぐ後ろです。
 

不動寺の境内へ下ってくる。
下山は、車をデポしているので登ってきた道を引き返す。
約2時間半の歩きでしたが、夏場の低山歩きには体がよれよれ、参りました。


 

今回の山行GPS軌跡です。

何度も登っていると思っていたが、山行レポートは下記の二つしか記録されていない。

 ======== 参 考 ========

今回と同じルートで登った山行レポートです。
・大鳥居から太神山 2008/12/18

こちらはアルプス登山口からの登山道歩きです。
太神山から笹間ガ岳 2003・6・5