武田尾「牡丹鍋」スケッチ忘年会

(2013・11・27)
 今日は浪漫会スケッチメンバーの恒例「武田尾・牡丹鍋忘年会」です。私は集合時間に遅れてJR武田尾駅に着く。すでにメンバーは武田尾温泉方向でスケッチしているという。私もスケッチポイント探し兼ねて武田尾温泉に向かうことにしました。


 
 
武田尾渓谷(武庫川渓谷)
 この赤い橋を渡って上流方向へ少し行くと武田尾温泉があります。橋の真ん中でメンバーの一人がスケッチしているのが見える。それは幹事のY氏でした。他のメンバーは橋を渡ったところでスケッチしていた。挨拶をしてから私は朝湯ではないけど、3年前に初めて武田尾温泉へ来たときに入ったの「元湯」へ一風呂浴びてみたいなあと思いつつ行くことにする。



紅葉がすばらしい武田尾渓谷
(幹事のY氏よりもらった写真です)
中央正面の建物のある所が武田尾温泉です。
 


温泉旅館への道
 武田尾温泉は江戸時代に名塩の武田尾直蔵が発見したと伝えられていえう。今回も名物のボタン鍋が目的です。道には落ち葉がいっぱい、もう紅葉のピークが過ぎたのかな・・・。それでもけっこう綺麗でした。
 


一番奥の元湯へ向う
 温泉旅館への道の突き当たりには創業明治30年という「㋖マルキ旅館」があります。玄関は新しい造りで、営業はしているがなんだか高そうな感じだ。それに予約制だ。そこから小川に沿って坂道を上がって行く。



古い造りの旅館?
 明かりがともっていないし、人影もないから営業はしていないのだろう。
 


 


元湯
 この道の突き当たりに元湯があります。ひと風呂浴びようと思ったけど本日休業でした。帰宅してから以前のページにあった元湯のHP見たら平成25年10月を持ちましてご宿泊・お日帰りの御利用はお休みいたしております。だが、平日の日帰り入浴は予約すれば可能とありました。





元湯への道
紅葉が綺麗だったので1枚スケッチをしました。
 


 戻り道、スケッチメンバーはまだ同じ場所で熱心に描いていました。私はいつものごとく歩いてみたくなり、一旦武田尾駅に戻る。さて、何処へ行こうか、廃線跡は二度歩いているので、車道づたいに山道に入って行くことにする。昼食の予約は午後1時なので約2時間ある。案内板によると牛乳牧場があるようだ、時間を見ながら行けるところまで行ってみよう。
 


県道327号の道なりに登って行くと
鉄骨の構造物が見えてくる。




先へ進むと、かなり大がかりの工事現場がある。
案内板には「新名神の道路工事」とありました。
 
途中には小さな集落がある。大岩稲荷という小さな社がありお参りする。
ここは大岩稲荷前というバス停がありました。集落を過ぎてさらに進む・・・。
 


さらに道なりに進む。なかなか素敵な風景だ。



だが、 突然目の前にこんな現場が・・・・
やがて県道33号線に出合う。ここが出合橋なのだ。

 出合橋近くで見た新名神の工事では宝塚SA(仮称)ができるようです。ここから西へ行くと、中国自動車道の神戸JCTにつながる計画だとか。帰宅後、ウィキペディアフリー百科事典でチェックしたら「新名神高速道路(SHIN-MEISHIN EXPRESSWAY)は、三重県四日市市から滋賀県、京都府、大阪府を経由し兵庫県神戸市北区へ至る高速道路。」とありました。
 


 


出合橋で右へ行けば宝塚方面、左へ行けば三田方面とある。
少し進むと山道がある。何気なく入ってみると紅葉の道でした。 
 いつもながら下調べもしないぶらり歩きは予期しない出会いがあって楽しいですね。ここで時間はちょうど正午、余裕を持ってここから武田尾へ引き返すことにする。 


 


畑熊商店
武田尾駅から廃線跡へ向う所にあります。

 
・・・・・ 参考レポート ・・・・・

武田尾へ絵仲間とスケッチに・・・
(2011.12.4)

 「紅葉見物」兼ねて「ボタン鍋」。畑熊商店さん二度目の訪問でした。

JR級福知山線廃線を歩いて武田尾へ
(2010.7.25)

このときは真夏、時期的に牡丹鍋はなかったけど、焼ボタン
というメニューがあった。塩焼きされたイノシシ肉をレタスで巻いて
いただく、とても美味しかったよ~ (^o^)丿

 
 
牡丹鍋の主役(イノシシの肉)と脇役の野菜たち。各々この一皿で三人前です。
一足早い忘年会を楽しみました。
3時過ぎ、空模様が怪しくなってきたが、メンバー全員もう一枚描こうと廃線跡の方へ・・・






 この絵を描いていると予報通り曇ってきて小雨がぱらついてきた。よい景色だと思って描いたが、ポイントのない平凡なものになってしまいました。



 スケッチをしていると20人ほどのグループが覗きこんできた。話をするとこれから廃線跡コースに向かうという。今日は歩く予定をしていなかったので、廃線跡歩きには必須の懐中電灯(トンネルが7つもあるから)を持参していない。まだ時間的に生瀬駅まで行けそうなので、スケッチメンバーと別れて一緒させてもらう。
 
 

一つ目のトンネル
廃線跡の名残ある枕木の並ぶ道


二つ目のトンネルを抜ける

 

 
 このグループは紅葉の美しいこの広場で小休止する。先へ進と思っていたらグループは生瀬まで行かず、この広場から武田尾に戻るという。この先の三つ目のトンネルを抜けたところの鉄橋が通行止めだとか、確かな話は聞いていないがライトを持っていない私は引き返さざるをえない。 

 同行したグループは「西宮・まちたび愽」のイベントで来たらしい。今日のイベントはパンフレットの中にあった西宮の奥座敷を行く「生瀬宿街道から紅葉の武田尾温泉を訪ねる」だったようだ。話をしてくれた女性はガイドの”ツーリズム西宮楽らく探検隊”のかただったのだろう。西宮といえば酒蔵もあるねと話したら、お酒付きのイベントもあるよと言って「あたらしい日本酒の風景をつくろう」というパンフレットもくれました。西宮といえばTVで見る「西宮のえべっさん」の毎年1月10日6:00に行われる有名な「開門神事福男選び」くらいしか知らないなあ。表大門開門と同時に多くの人たちが本殿を目指し走り参りをするあの行事です。このパンフレットを今後のぶらり歩きの参考にさせてもらおう。お礼を言って武田尾へ戻る。