ミツバツツジの咲く天山へ
標高 303mの低山
(滋賀県湖南市菩提寺)
2021・04・06
 OB仲間から希望ヶ丘エリアにある「天山」は、もう”ミツバツツジ”が咲いているようだとの情報を得て、今年も登りに行きました。登山道には鮮やかなピンクの花のミツバツツジが咲いていました。しかし、下山は想定していなかった道を選択、岩がゴロゴロ、樹林の中の薄い道跡をたどる。こんな低山でも、迷い道しながらのアドベンチャー気分を味わえさしてもらえました。


 

11前、近江富士花緑公園の植物園駐車場に着く。
正面は近江富士です。
 

駐車場近くにミツバツツジとシャクナゲが咲いている。
登山道が楽しみだ。
 

 ここは駐車場からすぐにある天山の登山道口です。右左、どちらも天山の登山道です。今日は左の道を選択する。
 

 登山道に入ると、すぐにミツバツツジが・・・。天気は最高、山はミツバツツジで奇麗だろう。
 

さっそくミツバツツジが出迎えてくれる。共演している白い花は何なのか分からない。
 

登り道の右手に、これから歩く天山稜線が見えている。
 

左手には近江富士が・・・。
 

登山口から約15分、「西あづまや」に着く。
正面のこだかい所は、その前登ったばかりの城山です。
 

あづまやからすぐにある天山への分岐
直進すると希望ヶ丘の中央道、天山は右へ登って行く。
 

登り切って稜線に出た所に第一見晴らし台がある。展望を楽しみながら少休憩。
近江八幡市の沖島が見えている(見晴台の岩の上からの展望)。
 

 見晴台で小休止した後、稜線を進む。ここは植物園からのもう一つの登山度が右手から合流してくる。
 

ミツバツツジの咲く稜線道を天山頂上目指して進む。


 

ここは希望ヶ丘への下山道と天山への分岐です。
道標に従って直進する。何度も歩いている道だ。
 

11:55 
ここを一登りすると天山頂上(岩のある所)です。
 

登山道にはこんな大岩も出てくる。


天山頂上(標高 303m)に着く。
 

正面は近江富士
 

眼下は野洲の希望ヶ丘文化公園、びわ湖も望める。

  

正面の山は何度も登っている低山「十二坊」
眼下を走る野は名神高速道です。(東南方向の展望)
ここから、真下へ下る道があるが、急勾配なのと、道標もないので、今回も来た道を引き返しました。


 

  頂上から少し戻るとY字形の分岐がある。同じ道を引き返すのはつまらないので、登ってきた道と違う左手へ進んでみよう。踏み跡もしっかりしている。
 

ふり返ると天山の頂上が見えている。
 

 進む方向には菩提寺山が見えてくる。登ってきた方向とはまったく逆方向になるが、「花緑公園」とあったので、安心して進む。
 

尾根を進む道ははっきりしていて、赤テープもある。
 

ミツバツツジが満開だ。
尾根道を進んでいくと、踏み跡が枯れ草などに覆われて見にくくなってくる。
だが、木々に巻きつけられた「赤いテープ」があるので安心して進む。



 

正面には菩提寺山、その手前は名神高速道路が走っている。
草などに覆われて道がはっきりしていない。大きな石もゴロゴロしている。
でも、下山している方向は見慣れた風景なのでよく分かる。脚力に自信がないだけだ。


 

この巨岩に出会って、数年前、ここを下った記憶が甦る。
 

遠方に県境の音羽山、その手前に草津市街が見える。
 ※ はじめて歩いた道だと思っていましたが、(2014/07/02)に歩いていました。
・天山(あまやま) ・・・をご覧ください。


 

ふり返ると、先ほどであった尖った岩が見えている。
なんとか頑張ってこのわかりにくい道を下ったきたんだ。


 

ギョッ(@_@) 突然こんな動物のものらしい白骨が・・・
 

せせらぎに出合って、またまた道が??
ブッシュをかき分けて、あっちへ行ったり、戻ったりしながら下山を続ける。



 

展望が開ける。前方の中央に桜が見えている辺りに下り立った記憶が甦る。
この先もはっきりした道がなくて難儀しました。


 

悪戦苦闘の末、樹林帯から飛び出す。
歩いて来た方向をふり返って写す。
 

予想通りだ。上の写真で見えていた桜エリアに着く。
この先は川で、たしか橋が架かっていたなあ。
 

残り桜を実ながら下流方向へ進む。
すぐに橋があったと記憶していたが・・・?
 

バリケードしてある端に着く、ここはよく覚えている。その時は無理やりこの橋を渡りました。前方は近江富士。
 ムリしてバリケード超える元気はない(^^;)。 今回は無理をせず、さらに川に沿って進む。
 

 ・・・すると、この樹林帯へ導くピンクのテープが目に入る。奥の方にも沢山テープが見えるので、入って行く。
 

 樹林帯を抜けると、こんな開けた場所に出た。近江富士が見えているので、方向は大丈夫だ。
 

広場から右手を見ると、天山尾山並みが見えている。
 

広場を過ぎると、また鬱蒼とした樹林帯に導かれる。
 

 左の樹林帯からこの林道に飛び出した。この道は第二びわこ学園道へ続いているようだ。
 

 林道を2分ほど歩くと、びわこ学園と近江富士が見えてきた。花緑公園の駐車場は学園の向こう側、もうすぐゴールだ。
13:15 近江富士花緑公園の植物園駐車場に帰り着きました。




・登りルートは赤ライン。下山ルートは黄ライン
※左図は今日歩いた登山ルートです。

 この天山は何度も登っている低山ですが、今日は思いがけないアドベンチャー気分を味わえさせてもらえました。歩行時間は、わずか2時間、7,000歩程度の山歩きでした。

 帰宅してから「希望ヶ丘文化公園」発行の”希望ヶ丘を歩こう「ハイキング・ウオーキングMAP” には、この日下った道はありませんでした。

   低山といえども、こんなことがあるので、GPSは持参した方がいいなあと反省です。




**** 参考山レポート ****

以前の「天山山行報告」です。

・久々の里山歩き(天山) 2020/04/21

 ・天山(あまやま) 2014/07/02