JR木之本駅から近江塩津へ歩く
2025年10月30日(木)

 季節も良くなり久々のウオーキングをしようと出かけました。さて何処を・・・。JR守山駅に着いたときに思いついたのが、湖北の「JR木ノ本駅」から琵琶湖岸に出て、「JR近江塩津駅」まで歩くコースでした。




JR木ノ本駅西口
10:35 JR木ノ本駅西口から琵琶湖岸を目指して歩き出す。この前、この駅からウオーク、賤ヶ岳リフトで登った。マイホームページでチェックしたら、3年前のことでした。


賤ヶ岳山頂
 歩き出してすぐ右手に賤ヶ岳(写真中央の突起)が見える。山歩きを止めてから1年になる。登ってみたい衝動にかられる。


余呉川の堤防から望む賤ヶ岳
10:50 賤ヶ岳が間近に見えてくる。その左手には登山リフトのラインが見えている。リフトなら簡単に登れる。寄り道したい衝動にかられたが、なんとかこらえて先に進む。



8号線の交差点「大音(おおと)」
 余呉川に架かる賤ヶ岳橋を渡るのは国道8号線だ。この先にはトンネルがあるので歩けない。県道を探して、余呉川沿いに進む。
 
リフトで登ったときの「賤ヶ岳のページ」です。⇒  ・思いつきの賤ヶ岳登山(2022/05/22)  



大音交差点から余呉川に沿った”さざなみ街道”(県道44)を南へ少し歩いたところで道間違いに気づき・・・、



余呉川を渡って8号線へ。
今日は天気も良く暑さで汗だく、上着を脱ぐ。



 国道8号線の賤ヶ岳トンネル入り口上から、歩いてきた木之本方面の眺めです。

 


  伊香具小学校傍から峠越えをする県道514号線に入る。正面の案内板は「右⇒史跡賤ヶ岳古戦場(リフト乗り場)」とある。ここにきて、約20年前に歩いたウオーキングを思い出した。

 ・飯浦から賤ヶ岳を経て西の水道・湖北町水鳥ステーションへ 2005年10月10日




この県道を歩いたのは、もう20年前なんだ。一気に記憶が戻ってきた。



 このお堂も覚えがある。小さな「十一面千手菩薩像」が安置されていたが、今日は案内人がいなく、扉は閉まったままで拝観できませんでした。上記の20年前のウオーキングページで、「十一面千手菩薩像」をご覧ください。




賤ヶ岳隧道入り口
このトンネルも記憶に残っている。




 トンネルを抜けるとびわ湖が広がっている。
賤ヶ岳隧道の出口(びわ湖側です)




賤ヶ岳隧道を抜けるとびわ湖が・・・
 中央に見えているのは竹生島です。ここには西国観音霊場第三十番札所の宝厳寺があります。
竹生島の左手は葛籠尾(つづらお)崎です。







隧道を抜けると下り道、木々もちょっぴり紅葉が・・・。
 





 竹生島から葛籠尾崎が一望できる。風がないので湖面は鏡のようだ。

下りきると飯浦に着く。



左の道は、いま下ってきた県道です。直進の道は木之本へ向かう国道8号線です。



道なりに行く国道8号線は福井、敦賀へ向かう。この先はすぐ藤ヶ崎トンネルなので、私は左折して藤ヶ崎を回る県道336号線へ。
 
 20年前に来たときは、この交差点には「奥琵琶湖ドラブイン」があって賑わっていたが、いまは廃業、建物だけが空しく残っている。ここ飯浦からは生竹島行きの船も出ていた・・・。



 ドライブイン跡の浜には小さな船溜まが、小舟が一艘あるだけ、賑わっていた20年前の面影はない。

 



 藤ヶ崎へ向かう道から振り返ると賤ヶ岳が・・・。山頂のの休憩所が小さく見えている。

 
 
 

強い日差しに汗だくになりながら藤ヶ崎を回る・・・。
 



藤ヶ崎を回って、この先で再び国道8号へ合流する。

 
 


12:45 塩津街道の塩津神社前に着く。

 


 今回ってきた藤ヶ崎を眺めながら初めての休憩。ここでゆっくりランチタイムとする。
 


塩津街道の民家

 
 

国道8号線に沿った「塩津街道」を歩いてJR近江塩津駅へ向かう。
 

 

 

昔の雰囲気を塩津街道の民家。
 左上の建物には・・・ 文久年間(1863)創業の宿屋、北陸と都を往来する商家の旦那衆等の定宿だった。当家には国境の深坂峠や塩津浜港に着いたお客を迎えに行った籠が残されていると案内板に書かれていました。、
 


塩津駅に向かう途中、国道8号線沿いに道の駅「塩津海道あじかまの里」があったので立ち寄る。

塩津はびわ湖の最北端にあり、日本海に最も近い港でした。






道の駅に展示されていた「丸子船」 

                      びわ湖の水運「丸子船」
 江戸時代には、北国諸藩から京都、大阪に向け年貢米、ニシン、海藻、紅花などが運ばれ、逆に京都、大阪からは陶器や漆器、反物、着物などが琵琶湖を通って運ばれた。この湖上運搬を支えたのが琵琶湖特有の木造船「丸子船」です。江戸時代の享保年間には西浅井地区の三つの港(大浦・菅浦・塩津浜)に、積載量が米俵225表以上の大きな丸子船が89隻あったと説明板に・・・。



道の駅で小休止した後、国道8号線を歩いてJR近江塩津駅へ。



道の駅「塩津海道 あぢかまの里」んいあったマップです。
 マップをクリックすると拡大図になります。今日歩いたルート、JR木ノ本駅から塩津駅までの道を「赤線」で示しています。

 
 







14:15 JR近江塩津駅に着きました。

 久しぶりのウオーキング、もう足がパンパンにはってしまい、疲れました。姫路方面行の新快速は毎時06発の一本です。間に合うだろうと必死で歩いたが間に合わず。15:06までは50分もある。待時間が短い湖西線で帰ることにする。運賃はどちら回りでも同じだ。・・・ということで、14:36発の湖西線の新快速で帰りました。




途中でスケッチしようとスケッチブックを持ってきたが、
久々のウオーキング、けっこう疲れました。一枚も描けず、退散しました。