滋賀県米原市柏原 ２０２３年１月２１日（土） 　　この日は米原の「滋賀県立文化交流会館」で開催されている”リヤド原画展”へ出かけました。会館に午前９時３０分に着いたが、オープンは11時３０分から・・・(^^;)。そこで思いついた時間つぶしが”雪の伊吹山”スケッチでした。米原から３駅目の柏原駅で下車、伊吹山と柏原宿でスケッチした後、柏原から中山道歩きで醒井宿まで歩きました。この後、JRで米原へ、無事にリヤド展を見れました。
冠雪した伊吹山 米原駅が近づいてくる。新快速の車窓からの・・・	伊吹山がまじかに見えている。 こちらは米原から乗った大垣行の車窓からです。
リヤド展は後で見ることにして、伊吹山スケッチに。米原から１０分ほどで柏原に着く。
「柏原宿散策ガイド」 JR柏原駅前の案内板です。
先ずは何度か描いているこのポイントへ直行。	スケッチポイントから少し戻った神社境内へ
冠雪の伊吹山 （一枚目のスケッチです。）
八幡神社境内から望む伊吹山 （二枚目のスケッチです。）
さあ、柏原宿散策に出発・・・
まず、目入ってくるのは大きな伊吹艾（もぐさ）の「伊吹堂」です。
「伊吹堂」には”艾屋　亀屋七兵衛左京”とある。 　中山道「柏原宿」はお江戸日本橋より中山道６９宿の６１番目の宿場です。広重描く柏原のカンバンは「伊吹もぐさ」の老舗伊吹堂です。宿場の長さは１３丁（１.４ｋｍ）。
伊吹艾（もぐさ）の「伊吹堂」と中山道
柏原宿歴史館	歴史観は見学せず、艾うどんをいただきました。
この建物は旧「柏原銀行」です。明治３４（1902）年、江戸時代艾（もぐさ）屋の山根為蔵家は、同業・旅籠屋・呉服屋であった家筋五軒に働きかけ、自宅別棟に柏原銀行を別棟に設立した。	ふれあい会館（左端）のある交差点に着く。道標があり、（右）徳源院１.２ｋｍ、（直進）北畠具行卿墓０.５ｋｍとある。ここでスケッチ（下の絵）する。
ふれあい会館（左端）のある交差点
一里塚	松並木
北畠具行卿の墓案内板、 （今回はパスしました。） 　前回、来た時のページ　➩　・中山道柏原から清滝山登山（２０１３/０４/０９）　でご覧ください。	西見附跡 　柏原宿西の入り口で、道の両側に食い違いの土手（土塁）がある。見付の語源は城門で、宿場用語になった。柏原宿は東見付まで十三町（１.４ｋｍ）
柏原宿のはずれまで来たが・・・、 まだ時間が十分あるのでウオーキング続けようと中山道を歩いて醒井宿へ向かう。
中山道を行く。
あざやかン黄色の蝋梅が咲いていました。	柏原の見付跡から３０分、ここは横川の「駅家跡です。
横川の駅家跡（推定） 　古代律令国家は、畿内から全国に、東海道、東山道、北陸道、山陰道、山陽道、南海道、西海道（せいかいどう）の七道と、３０里（約１６ｋｍ）ごとに駅家を設けました。近江の東山道には勢多（大津市）、篠原（野洲市）、清水（東近江市）、鳥籠（とこ・彦根市）と横川（米原市）に駅家が置かれました。米原市内にあった横川駅の位置は、醒井と梓河内（あずさかわち）の二説があり、梓河内には小字「馬屋ノ谷」「馬屋の谷口」や、横川の略称とされる「小川」などの地名があることから、古代東山道の駅家跡に推定されています。  （米原市教育委員会）
松原とあるが、数本の松があるだけ・・・	横川の「駅家跡」から５分ほどほど国道２１号に合流
伊吹山が見えている。ここは一色、国道２１号から離れてちょっと高台の道になる。
柏原宿の西見附跡から約１時間、「醒井宿」に着く。	ここは加茂神社、写真手前（左）が居醒の湧水です。
居醒の湧水は地蔵川となって宿場内を流れる。 この地蔵川は「梅花藻」で有名、初夏に白い可愛い花が水中に咲く人気観光スポットです。。
地蔵川の流れに分かれて、ＪＲ醒井駅へ。
１３：４５　やっと寄り道歩きが終わり、ＪＲ醒井駅到着です。 写真右端には冠雪の伊吹山が見えています。
JR東海で米原へ。やっと今日の目的の「リヤド展」を鑑賞できました。見終わって滋賀県立文化交流会館をでると隣の施設の前にまるで鉄人みたいな巨大なラッセル車「　雪かき車　キ５５５」が展示されている。思わずスケッチをしてしまいました。
昭和１８年製造以来３９年間、積雪の多い米原〜大垣間をラッセル、多大な貢献をしたとありました。
雪かき車「キ５５５」
＊＊＊＊＊＊＊　　参考ページ　＊＊＊＊＊ ・中山道柏原から清滝山登山（２０１３/０４/０９） 柏原から清滝山と道誉桜の徳源院のあと醒井まで歩く。 ・第二日曜写生会で伊吹山描きに柏原へ（２０１１/０２/１３） ・伊吹山をスケッチして柏原宿へ（２００５/01/24）