木ノ本駅から田上山城跡を経て菅山寺へ②
(滋賀県長浜市木之本町~余呉町)
2015・10・17
※このページは②呉枯ノ峰から菅山寺、余呉駅までのページです。
①のレポートは→・JR木ノ本駅から田上山砦跡町を経て菅山寺へ①

 今年の2月に寒山寺へ行こうと出かけましたが、豪雪に阻まれて敗退しました。その時の様子は・湖北は雪国だった。 ⇐をクリックしてご覧ください。今日は秋晴れの良いお天気、菅山寺へのリベンジに長浜市の木之本へ出かけました。




11:40 呉枯ノ峰頂上からから菅山寺へ向かう。


今日の後半ルート(青ライン)です。
赤ラインは前半に歩いたルートです。
田上山への分岐を過ぎてさらに稜線を行くと
右手(東側)にちらっと山が見えました。
 

この山はたぶん岐阜県境の金糞岳だろう?


さらに樹林の中の稜線を進むと・・・



11:45 開けた場所に飛び出しました。
ここが菅山寺への分岐です。


これは菅山寺道への分岐点にあった案内板より切り取らせてもらいました。
・・・ 手抜きですみません(^^;)





 
略図の現在地が菅山寺、ウッディパル、余呉町坂口への分岐点です。

 ちょうどお昼時、ここで弁当を食べていると女性の声が背後から聞こえてくる。若い女性二人でした。私がこれから行こうとしている菅山寺から登って来たのだという。県立滋賀大建築科の学生さんで、古いお寺を見に行ってきたという。登山スタイルと違うので何処からアプローチしたのかと聞くと「ウッディパル余呉」のところから車で上がって来たという。ウッディパルは三日前に七々頭ガ岳へ行った時、国道365号線(北国街道)から上丹生の登山口へ行くとき途中にあった施設だ。ここはグランドゴルフや、テニス、宿泊、冬にはスキー(赤子スキー場)ができるレジャー施設らしい。車で来れるなら、キャンバスやイーゼルなどの重い絵の道具も持ち込めるなあ。


 この分岐は開けてはいるが樹木が茂っていて展望はない。しかし、1999年11月に登った時の記録に、南側が開けていて、写真のような素晴らしい展望があったとある。




1997年の山歩きは下記ページでご覧ください。
今回とは逆に余呉町坂口から登ってきました。

・湖北の呉枯ノ峰



12:30 ゆっくり昼食&休憩したあと菅山寺への道を下っていく。


分岐からの下り道


少し下ったところに菅山寺歴代住職の墓がある
 

 分岐から10分足らずで菅山寺本堂の裏側に着く。だいぶ傷んでいてこれが本堂とは正面へ回り込むまでわからなかった。
 

 いまは、菅原道真公が寺を再建したことが銘文として鋳込まれた建治3年(1277)鋳造の国の重要文化財の「銅鐘」はなく、こんなに朽ちている。
 

菅山寺本堂
 

天満宮の手前にある朱雀池

 

近江天満宮
こちらの社もかなり傷んでいました。
 

三門とケヤキの巨木を探して天満宮から戻る。
境内にはあちこちに大きな木々があるなあ。
 

本堂を通り越して進むとケヤキに出会えました。
この道の先左手にありました。


 

山門とケヤキの大木
山門前に今も残る残る道真公お手植えと伝わっている樹齢1000年のケヤキにやっと会えました。


ここで描いたスケッチに枚です。



、山門を入って行くと護摩堂とかなり朽ちた庫裡がありました。
まずは誰も絵がいていない裏側から描きました。


 



二枚目はやはりもっともよく知られている山門正面からの定番の構図で描きました。
今日の一番の目的このケヤキを描くことでした。





菅山寺分岐まで登り返して・・・
 
山麓の余呉町坂口へ下る。
左がその道で、右はウッディパル方面への道です。
  道なりに樹林の中を約30分下りと北陸自動車道に出会う。
だが、その様子がおかしい。今年の2月にもアプローチはしているがここは坂口からの登山道ではない。
 

下山した坂口集落の道を振り返る。
 

集落の道、旧北国街道を振り返る。


予定ではこの登山口に下るはずでした。
  

この菅山寺登山口へ下る予定でした。
(参考:1999年登った時の写真です)


積雪の菅山寺の参道(2015年2月)
その時の登山口はこんなすごい積雪で登山はギブアップしました。その時の様子はこの ”  ・湖北は雪国だった。”ページでご覧ください。

 

 坂口集落の旧道から北国街道(365号線)に合流、下余呉の集落に向かう。

 

 365号線から下余呉の旧道に入って行くと旧余呉小学校に着く。ここがイベント会場になっています。
 

 Tomoyoさんの個展会場は講堂の後ろにある校舎(赤い屋根)の二階でした。




 

 なつかしい古い木造の廊下と教室に作品が展示されていました。古い教室との素晴らしいコラボでした。作品を拝見しながらしばし談笑。帰りの新快速の時間が迫ってきたので、おいとまして余呉駅へ急ぐ。乗り換えなしの直通便は1時間に一本しかないからです。



 

余呉湖とその向こうに古戦場跡のある賤ヶ岳
(JR余呉駅プラットフォームから南側の風景です。)
 

JR余呉駅プラットフォームからの田園風景
余呉湖の反対側、北方面です。
 

16:10発の新快速電車が到着
なんとか間に合って、無事に帰宅できました。


・・・ 午前中の行程レポート・・・

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