賤ヶ岳雪山歩き
標高 421m
(滋賀県長浜市余呉町川並)
2017・1・26

 毎年恒例の雪の賤ヶ岳登山に出かける。昨年は雪とのタイミングが合わずに雪の賤ヶ岳ではなく、小春日和でした。しかたなく山本山まで縦走を楽しみました。その様子は ・湖北の賤ヶ岳から山本山縦走(2016・2・2
)をご覧ください。今日も現地の積雪情報をチェックしないまま、数日前の雪が残っているだろうと出かけました。思いつくのが当日の朝、1時間に1本しかない近江塩津行きなので、乗れたのは守山駅10:25の新快速でした。守山は雪がまったくなかったが、野洲川を渡ると一面に雪景色が広がっている。彦根あたりが一番雪があり、米原から長浜間で少し積雪量が少なくなったが、余呉に着くとしっかりと雪が残っていました。ラッキー(^^)/



余呉湖の対岸に見える賤ヶ岳
 11:40 余呉駅から右回り、川並集落を経由、余呉湖を半周して登山口を目指す。
 
湖面に移る賤ヶ岳
 余呉湖畔では張り出したワカサギ釣り桟橋(有料)に釣り人が見える。釣れているのかな、寒いのにご苦労さんです。
 


 余呉湖湖畔の川並集落です。素敵な冬景色でしょう


中央湖の後方が出発した余呉駅方面です。
川並集落を過ぎた湖岸を1/4周したあたりからの風景です。


山影になる湖岸には氷が張っていました。
さすがに日陰は冷たい。


 湖岸の周遊道路は除雪してあるが、日陰は凍っているから滑りやすいので注意が要ります。



今は休業中の国民宿舎「余呉湖荘」
 初めて雪の賤ヶ岳を歩いた時、同行させてもらったグループの人に誘われて暖かい牡丹鍋をいただいた思い出の余呉湖荘です。


※はじめての賤ヶ岳雪山歩きです。(2010/01/10)ご参照ください。
  ・雪の賤ヶ岳登山素晴らしい山仲間と出合えて楽しい雪山の一日でした。

※2年前は大雪で賤ヶ岳登山口で敗退、下記のページで大雪の状態ご覧ください。
 ・湖北は雪国だった。(2015/02/10 )




 国民宿舎右横の登山口です。足を踏み入れたら雪にズボッと入り込む。なんとか行けるところまで進んでみよう。


 このあたりまでは登山靴で歩けたが、この先はカンジキを付けなければ足を取られて歩けませんでした。


飯浦へ超える峠が見えてきた。
頂上へはこの峠の手前で左斜面を登って行く。


飯の浦切通(峠)
ここを超えて下って行くと奥琵琶湖の飯浦に出る。


一人歩きだが、踏み跡があるので苦労は少ない。
 
左手の雑木林の向こうに余呉湖方面が望める。
 

頂上が近づくにつれ雪が深くなってる。
 

急登の先にやっと頂上の展望東屋が見えてきた。
 

14:15 賤ヶ岳頂上に着く。
雪道に足を取られ1時間半もかかってしまった。
 

白い伊吹山が遠望できる。
長浜方面の眺めです。






奥琵琶湖の眺望





 

余呉湖展望
眼下、左の集落が登山口へのアプローチで歩いてきた川並集落です。
JR余呉駅は右端の山の先端のところにあります。
時間があればこの山の尾根道を歩いて賤ヶ岳登山を楽しめるのですが・・・
そのコース歩きの様子は先にアップした
  ・雪の賤ヶ岳登山 をご参照ください。






余呉湖周辺マップ
(頂上の東屋横にあった案内地図)







先端の尖った山が山本山です。
賤ヶ岳から縦走路がありますが、こんな雪の季節は縦走はムリだなあ。
右側は琵琶湖です。


14:40 下山を開始する。登山口からの余呉駅への帰路は来た時とは反対側の湖岸を歩きました。 


振り返って賤ヶ岳を写す。
道路は除雪されていて歩きやすい。


賤ヶ岳
15:54 はや太陽が傾いて右の山に隠れようとしている。


16:20 余呉駅に帰り着く。
直通で帰れる新快速は出た後、次の長浜行き待つ。


長浜方面の北陸線の線路
もう陽が傾いて影が長く伸びている。



 

余呉湖と賤ヶ岳
(JR余呉駅のプラットホームから)



今日は出かけるのが遅かったが、なんとか無事に雪山を楽しめました。