思い立っての桜の名所吉野山へ

2022年4月5日(火)

  今日は奈良の明日香村へ出掛けました。目的は近鉄飛鳥駅から徒歩2分の「画廊飛鳥」です。そこで開催中の第16回”春の花展”を訪問。その後、明日香村の牽牛子塚(けんごしづか)古墳近くにある親友のお墓参りをしてから牽牛子塚古墳へ。明日香村が復元整備した牽牛子塚古墳が今年の3月5日に完成したばかりなので見にいきました。
 さあ、満開の桜を見ながらの明日香村スケッチ散策しようと飛鳥駅まで戻りましたが、急に桜の名所「吉野山」が頭に浮かび、急遽行先変更です。吉野駅へはここ飛鳥かからい時間ほどだろう・・・

 

13:20 近鉄吉野駅に着く。
 

近鉄吉野駅
   到着ホームの雰囲気がいいなあ。スケッチしたいが今日は時間がない。改札口で近鉄が発行している近鉄発行の”てくてくまっぷ”「吉野山回遊コース」をゲットする。帰りの特急券も購入しておこう。17:34発の橿原神宮前連絡の京都行特急券をゲッするト。1600円もするんだ(@_@)    
 
※クリックすると拡大します。

  吉野山の桜は奥千本、上千本、中千本、下千本とある。今日は時間がないので、中千本から上千本の「吉野水分神社」まで行こう。
 


 開花状況を駅で聴くと、吉野山の桜はまだ”五分咲き”らしいが、まあいいか。この先にロープウエイがあるが、時間を稼ぐため、この駅前からバスで「中千本」まで行こう。11:40発の「中千本」行きバスに乗る。バスは桜見物客で満員でした。


 

如意輪寺前バス停
 バスは15分ほどで中千本に着くが、マップを見ると手前の「如意輪寺前」から山道があるので、ここで途中下車をしました。もう午後2時前だ、急ごう・・・・。

 

急な坂道を少し上って行くと展望が広がる。

 

こんな山道を行く。
道標には上千本、稚児松地蔵とある。


 

如意輪寺前バス停から約10分、歩いて来た方向を振り返る。
満開のソメイヨシノもいいですが、こんな山桜の咲く風景もいいなあ。


  

山肌に群生する山桜、これぞ吉野山だ。
(上と同じ場所から進行方向を写す)


 

こんな樹林帯の道もある。
歩きやすい道なので間違いないだろう。
 

バス停から山道を歩くこと1時間20分
この道標のある分岐に着く。
 道標には「(右)上千本バス亭。道なりに登って行くと「宮滝、水分神社」とある。目的地は水分神社なのに、方向に不安を感じて、上千本バス停への道を選んでしまいました。
 

 中千本への車道を右手下に見ながら歩く。方向は間違いないようだが、中千本から上千本への道のどのあたりに合流するのか??
 

護摩道場?
  途中、道案内があったので、立ち寄ったが、ここは行き止まりで元の道に戻る。
 

 出会った地元の人に「水分神社」への道を聞く。教えてもらったこの急坂道を上がってきた。合流点した所には道標がありました。(右の写真)
 

 飛び出した所にあった道標に、この道をくだると「金峯山寺(蔵王堂)」まで水分神社への上りも1.3km。とりあえず水分神社目指して登ろう。
   
 合流点から坂道を約5分、右手に土産店(茶店?)があり、左手には社があり展望が開けている。
急坂がつづいて汗ビッショリ。けっこう疲れたので、ここで休憩しました。、




スマホのズームで大きな蔵王堂方面を撮ったが、ピントが甘いなあ。


   
  休憩した場所か少し上ると、右手へ舗装路がある。ちょっとそちらへ行ってみると民家があり、右手に展望(写真右)が開けている。遠くに見えているのは金剛山と葛城山だろう。


 
 ここから吉野水分神社へはまだ距離がある。前回(2014・4・27)に歩いているので記憶に残っている。
 もう午後3時前、帰りの電車時間までは後2時間半だ。ここで戻らないと乗り遅れてしまう。
 
 

  桜の開花が五分咲きと聞いたが、いいお天気で、気温が上がって、けっこう咲いてきたようだ。
 

大塔宮仰徳碑
ここから蔵王堂までは1.6kmとある。
   
写真右上の下り坂は「猿引坂」とある。



 

15:00 折り返し地点から15分で「中千本」まで下ってきました。


 

ここは竹林院群芳園とある。
お寺だと思ったら、”由緒ある宿”なんだ。お寺が経営?
 

 このお店は「陀羅尼助丸(だらにすけ)」お店です。千三百年の歴史を持つ胃腸のお薬です。
   
 15:40 途中で遅い昼食をとって、やっと金峯山寺の「蔵王堂」に着きました。




蔵王堂

スケッチしていたら、”蔵王堂拝観は16:30で終了です”と言うアナウンスがある。
慌てて入館窓口へ行くと、16:30分で扉が閉まるので拝観はむりですよといわれる。
前回来た時拝観しているので、まあいいか。


 

蔵王堂にお参りして、吉野駅馬座して下る。
 

銅鳥居
 

16:14 この総門(黒門)を通るとロープウエイの駅です。
 

電車の時間まで、まだ余裕がある。駅へ下るのをパス。
   
駐車場の警備員さんに聞くと吉野駅から一駅先の「吉野神宮駅」までは”1時間で行けますよ”との返事、
吉野神宮はまだ拝観していないので、歩くことにしました。  
 

吉野神宮拝殿
 

吉野神宮の本殿にお参りする。
 吉野神宮は 明治天皇の御願により「後醍醐天皇」を祀る社です。
  明治22年(1889)に吉野宮として創立されましたが、現在の社殿は、吉野神宮に改称された大正時代以降に整えられたものです。明治天皇の強い思いで創建されたお社ということで、国家管理のもと、総檜造の大変立派な社殿が造営されました。明治25年(1892)には、後村上天皇(ごむらかみ)が彫られたと伝わる後醍醐天皇の御宸像(ごしんぞう)が吉水神社より遷されており、現在も本殿で大切にお祀りしております。(吉野神宮)
 

大きな参道の鳥居だ。
 

参道から舗装路に戻る。駅は下りった所です。
 

近鉄「吉野神宮駅」
 17:00 に着きました。特急の時間まで35分もあるので、駅前のお好み焼き店で早めの夕食をとりました。
 

夕闇迫る吉野川
 オンタイムで来た近鉄特急で乗る。橿原神宮前駅で、京都行の特急に乗り換え19:20京都駅に着く。


  

黄色のラインは今日歩いたルートです。
  今日の午後も明日香村スケッチ散策を予定していましたが、私のいつものパターン、飛鳥駅に戻ったところで、吉野山の桜散策を思いついて、急遽予定変更。吉野行電車に乗ってしまいました(^^;)。


下記をクリックすると午前の明日香村に戻ります。

・画廊飛鳥と牽牛子塚古墳訪問   




****** 参 照 ********

※以前の吉野山訪問のページです。クリックしてご覧ください。


・桜の名所、吉野山 (2004/04/13)

・新緑の吉野山 (2014/04/27)