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2014年2月のスケッチブック
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3月5日 更新



柿舎
(京都・嵐山嵯峨野)

水彩 F6



椿と花瓶
ARCHES 29.7*42cn 300g/㎡




 ぶらっと京都のつづきです。梅の名所の北野天満宮から嵯峨嵐山へ行く。嵐山公園(亀山地区)の高台展望台から眼下の保津川を描いてから嵯峨野を散策する。多くの人が描いている落柿舎(らくししゃ)をスケッチする。ここは松尾芭蕉の門人で蕉門十哲の一人、向井去来の草庵跡です。芭蕉も度々訪れ、「嵯峨日記」を著しました。(2014・2・26)


  めずらしく花の絵を描きました。花や静物は苦手なので、描くのはごくまれです。それにいつも使っているのは安価なスケッチブック(画用紙)、たまにはと思いアルシュを使ってみました。結果はこんな絵になってしまいました。本格的に水彩技法勉強していないこと、それにこの水彩用紙に慣れていないことにしておこう。苦しい言い訳です(^_^;)。







瀬田川風景
(滋賀・大津市)
水彩 F6




立木観音堂
(滋賀・大津市)
水彩 F6



保津峡風景
(京都・嵐山)
水彩 F6

 この日も天気がよくて暖かい。なんとなくぶらっと石山へ行く。行きつけの駅前の「カフェ・ナチュレ」に立ち寄って、美味しいコーヒーをいただきながらマスターと談笑。その後、岩間寺あたりへでもスケッチしに行こうと思い石山寺方面行きのバスに乗る。なんとなく石山小学校バス停で下車してしまう。そうだ、瀬田川の右岸沿いに歩いてみよう。舟がありちょっと面白い風景だったので、ここで座り込んで一枚スケッチをしました。絵を描きながらじっとしていると川べりは風が冷たく寒くなってくる。もう一枚描こうとスケッチポイントを探しながら南郷に向かって歩く。なかなか気にいったところが見つからず、いつの間にか南郷の立木観音参道入り口まで来てしまった。歩きついでに立木山へ登ってみよう。ここから立木山頂上を経て立木観音境内に下り、お参りしてから、ここでもう一枚、立木観音堂を描きました。
(2014・2・25)


 この日はぶらっと京都へ出かけました。ちょうど梅の季節、名所の北野天満宮へ行って5分咲きの梅の花を楽しむ。そこからJR円町駅へ出て山陰線で嵯峨嵐山駅へ向かう。嵐山は何度も来ているが、はじめての嵐山公園(亀山地区)の高台展望台へ上がって行き、眼下の保津川渓谷美を望める。ちょうど保津川下りの船(和船・観光船)が下ってきた。遠くには旧山陰線を走るトロッコ列車(渓谷観光用の列車)が望める。(2014・2・26)




比良山
水彩スケッチ F5



曼陀羅山
水彩スケッチ F5



比良山
水彩スケッチ F5

曼陀羅山尾根歩きで出会った風景
(滋賀・大津市緑町)
 京都新聞の記事で知った「曼陀羅山古墳群現地説明会」のおり、会場から見えていた曼陀羅山(標高191m)を歩いてみたくなり出かけました。それは説明者からあの曼荼羅山山頂には全長72mの前方後円墳の大塚山古墳があり、山歩きもできる聞いていたからです。最寄りの湖西線の小野駅で下車、徒歩約20分で前回の訪問時に見つけておいた金比羅宮参道から登って行く。頂上の金比羅宮社前からは琵琶湖方面の展望が開けている。ここからほぼ平坦な曼荼羅山の尾根歩きがつづく。その途中で比良山の権現山から蓬莱、打見山へとつづく冠雪した比良山系の山が見えてくる。この日は春を思わせる暖かい陽気に上着を脱いで快適な尾根歩きを楽しむ。(2014・2・24)




びわ湖展望
対岸には近江富士(三上山)が望める。
(滋賀・大津市栗原)
水彩 F6



五條通り(京都市)
水彩 F6



錦市場と交差する富小路通り
(京都市)
水彩 F6

 この日は京都新聞で知った「曼荼羅山古墳群現地説明会」に湖西の真野まで出かけました。公開されていた5基の古墳は全て横穴式石室を持つ円墳で、出土した土器や石室の状況より6世紀後半のものと説明を受けました。古墳見学の帰り道、何か一枚描こうと権現山(比良山系)山麓の栗原まで足をのばしました。ここへは昨年の12月にもスケッチにきています。その時の構図よりワイドアングルで描いてみました。高台のため風が強い、小雪混じりの寒風で震えながらスケッチしました。(2014・2・22)


 この日は京都で食事会があるので出かけました。お天気も良いので早めに出かけて、JR京都駅からスケッチポイントを探しながらぶらり錦市場まで歩きました。途中、五条通の歩道橋に上がったら高台に清水寺の建物が見えている。近代的な街と古都京都の名所の取り合わせが気にいったので歩道橋上から描きました。風もなく暖かかくラッキーでした。(2014・2・23)


 五条通の歩道橋上から1枚(左の作品)描いて、錦市場近くの富小路通りへ。予約してもらっていた食事どころは元木綿問屋である築100年の大きな町家のお店でした。屋根には面白い屋号「○△□」が上がっていました。とても素敵なところだったので、この町屋のある風景を二枚目の絵として描きました。(2014・2・23)




琵琶湖岸の地蔵堂
(滋賀・草津市)
水彩 F6



仰木の里
(滋賀・大津市)

水彩 F6



旧草津川
(滋賀・草津市)
水彩 F6

 今日もまた湖岸道路を走る。10年前のハイキングで来た蓮海寺に立ち寄る。いまは湖岸道路ができて公園になっているが、昭和40年以前はこの地蔵堂は琵琶湖の浜に突き出ていました。その当時の写真と現在の景観はKENの「ハイキングレポート」でご覧いただけます。その感じを出そうと思ったが、冷たい風を避けて描いたためこんな平凡な絵になってしまいました。ちなみに、蓮海寺は浄土宗の寺で、最澄の開基といわれています。 本尊である木造地蔵菩薩立像<重文>は、古くから水難除けの地蔵様として知られ、広く信仰を集めています。
(2014・2・17)


 今日はギャラリー回りをする予定で出かけました。まず、琵琶湖大橋を渡って湖西の仰木の里にある西安造形大学へ日本画の作品を見に行く。スムーズに着いたので会場オープンの正午までは約1時間の余裕がある。この時間をスケッチの利用する事にして仰木の集落へ車を走らせる。いつもは集落の中の本通りを歩いているので、今日は違う道からアプローチする。するとこんな素敵な光景が広がってくる。車もあまり通らないので道路脇に駐車して、暖かい車の中から描きました。外は寒風が吹き小雪がちらついている。この絵はいつもの早描きではなく、0.5mmのシャープペンシルを使って時間をかけて描きました。
(2014・2・18)


 今日も何か一枚描きたくなったが、スケッチ先が思い浮かばない。とにかく、草津のギャラリー風の門をゴールと考えて自宅から歩き出す。そうだ、栗東の名神IC近くに見える安養寺山(低山)から草津市街の展望をスケッチしようと向かう。この山は昨年9月の台風18号で崖崩れが発生、大きな被害がでました。着いてみると数か所ある崩落個所がいまも痛々しい。舗装路は立ち入り禁止だったが、栗東市出土文化財センター横からの登山道は歩けたので登ってみる。だが以前展望がきいた場所は雑木が茂っていて展望が利かない。あきらめて草津駅前目指して歩く。旧草津川に着く。この川はいまは新草津川ができて廃川となっている。川底に降りるとここの風景が先日見に行った”ターナーの絵”と風景が重なり描いてみました。2014・2・19)




神戸市街の山側の展望
(神戸市・三宮)
 水彩F6
 神戸市役所の24階展望フロアーからJR三ノ宮駅を眼下に望む構図で描いてみたが難しくて失敗作です。




神戸市立博物館近くの通り
(神戸市・三宮)
鉛筆 F6
 たまたま出会った外国の街のような風景が気にいって描きました。通りを吹きぬける風がとても冷たくて、鉛筆書きの段階でギブアップしました。




琵琶湖岸の風景
(滋賀・草津市)
水彩 F6

 この日、思い立って神戸市立博物館へターナー展を見に行ってきました。ターナーは水彩画を代表するイギリス人画家くらいの知識しかなかったので、油彩画の大作に驚きました。それに抽象画ぽい作品が結構ありイメージが変わりました。 帰り道描いた二枚の絵です。
(2014・2・13)


 二日ほど天候不良でスケッチに出かけられずに退屈していましたが、今日は天気が回復したのでスケッチがてらまたまた遠回り、湖岸道路を走って瀬田のギャラリー唐橋に行ってきました。途中、コハクチョウが飛来する草津市の湖岸で車を止める。バードウオッチングの人がカメラを構える中、わたしは冠雪した対岸の比叡山を描きました。今日も湖面から吹きつける風は冷たい、寒さに耐えながらなんとかこの一枚を描きました。
(2014・2・16)










諸橋近代美術館

びわ湖岸の内湖
(滋賀・草津市)
 この日は草津の「ギャラリー風の門」へ絵友達の作品を見に行く予定だ。画廊は午前11時オープンなので、ちょっと早めに出かけて琵琶湖岸を回って草津へ行くことにする。無料パーキングに車を止めて湖岸を散策、スケッチポイント探して湖岸道路を挟んで陸地にある小さな池のような平湖(びわ湖特有の内湖の一つです)へ。この狭い水路で琵琶湖とつながっていて、淡水真珠の養殖場ともなっている。和舟と傍の木の形が面白いので描いてみた。右のスケッチは内湖の傍の建物のある風景とした。(2014・2・12)


 滋賀県立美術館へ「幻想の画家ダリとフランス近代絵画の巨匠たち」を見に行きました。ピサロ、セザンヌ、ルノワール、ゴッホ、ピカソ、マティス、シャガールなど印象派からエコールド・パリを経て、シュールレアリズムにいたるヨーロッパ絵画の流れを珠玉の名品でたどる。第2部はサルバドール・ダリの油彩画、水彩画、コラージュから版画、家具まで盛り沢山の展覧会でした。このコレクションを所蔵している「諸橋近代美術館」の建物が気にいって案内チラシの写真から描いてみました。(2014・2・11)










若草山と東大寺南大門の屋根が見える風景。山焼きの後に積もった雪が不思議な色をはなっていました。(奈良市水門町)


安土城考古博物館
(滋賀・近江八幡市安土町)
 三日続けての雪、「低山歩きとスケッチ」しようと安土へ。JR琵琶湖線安土駅下車して徒歩25分のローマ風の建物が建ち並ぶこの「文芸の郷」へ向かう。ここに繖山への登山口の一つがある。まず、登る前に屋根のある野外施設から、隣接する安土城考古博物館を描きました。
・ローマ風の建物が並ぶ「文芸の里」(2014・2・8)

 中学の同窓会があって、ふるさと奈良へ行ってきました。修復が終わった東大寺三月堂の仏さんを拝観しようと早めに出かけましたが、途中でこのスケッチをしていたら時間切れになってしまいました。3時ころに同窓会は終わりましたが、お酒が入った後の訪問はちょっと不謹慎、またの機会に行くことにして早めに帰宅しました。
(2014・2・9)




浜大津水上消防施設の建物とヨット
(滋賀・大津市)





柚子の里・水尾
(京都市右京区)




雪の三上山
(滋賀・野洲市)


 今日は家内のお供で大津へ出かける。いつものことですが、ショッピングの付き合いは苦手なので湖岸散歩へ逃げ出す。時間つぶしにとスケッチしたいポイントさがすが、よく歩いている場所なのでなかなか描きたい場所が見つからない。浜大津の水上消防施設の建物横に桟橋があったので突端まで行ってみた。ちょっと良い感じだったので描きだしたが、逆光で眩しい。なんとか描けたがあまりぱっとしない絵になってしまいました。(2014・2・1)


 久しぶりに愛宕神社へお参りしてきました。この時期には何度か愛宕山へ登っているが、この日は暖かくて汗びっしょりかきました。雪も全然ない冬の愛宕山でした。下山は水尾の里へ下り、JR保津峡駅行きのバス待ちの間にこの絵をを描きました。水尾(みずお)は京都市右京区ですが、愛宕山麓の山肌に張り付いた静かな里です。「柚子の里」や「清和天皇陵」などで知られています。ここは愛宕山登山口の一つです。
・愛宕参りから水尾の里へ(2014・2・3)

 二日続けての雪景色となりました。強烈に寒いが雪のある風景を描こうと近場の三上山(近江富士)へ行きました。山歩きは寒さを感じないが、じっとして描いていると凍えてくる。自己流で透明水彩使っているだけなので白ぬきなど不得手、それにいつも鉛筆線主体でスケッチしているので雪景色は難しい。しかたなく白を重ね塗りして仕上げました。定番の近江富士ポジションでないため、なじみのないこんな形の山となりました。(2014・2・6)