雪山を期待して余呉の賤ヶ岳へ
2020・2・6

  今朝の散歩、自宅のある滋賀守山市でもうっすらと屋根に雪が積もっている。今日は湖北の余呉あたりはもっと積雪しているだろう。いそいで朝食をすませ、現地状況もチェックせず、雪山に備えてカンジキ、アイゼンをザックに詰め込んで自宅を飛び出す。もし、現地に行って雪がない場合を考えて、切符は草津駅までの一駅を買う。余呉でもし雪がなかったら、下車せずに琵琶湖を一周して草津に帰り着けば190円ですむからです(^^;)。



 9:18 JR守山駅を出発する。野洲駅あたりから雪が降りだして、能登川に着くとかなりの積雪でした。三年前の素晴らしかった雪の賤ヶ岳を思い出したが、能登川を過ぎると彦根、米原では積雪もなく晴れ間が出ている。余呉では雪が待っていると信じて、米原から北陸線に入って行く。ところが長浜でも雪がない。


 しかし、伊吹山だけは雪化粧だ。雪が見れるか不安dしたが、木ノ本に着くと積雪があった。


  木ノ本から余呉は一駅、平地はこの程度の積雪だが賤ヶ岳頂上にもっと積もっているだろう。
 

余呉の集落が見えてきた。
 

午前10時半過ぎに余呉駅に到着。
 余呉駅の方はこの積雪が今年初めてだと話してくれました。下車した15人ほど、登山者は私一人ででほかの人たちは写真の撮影会に来たという。身支度をして余呉湖の対岸の登山口へ出発する。
 

余呉湖の対岸、中央の山が目指す賤ヶ岳です。
ここからビジターセンター、川並み集落を通って国民宿舎(今は営業していない)横の登山口へ。
 

国民宿舎(余呉湖荘)まで3Kmとある。
 

川並集落が見えている。
  

川並集落とビジターセンターの「ワカサギ釣り場」
 釣り人の影はない。この時期は大勢の釣り人で賑わうのですが、この冬の暖冬のせいだろう。


 

通ってきた川並の集落をふり返る。


 

JR余呉駅方面
 

こちらは歩いて来た川並集落です。
 

足元の悪い湖岸の遊歩道は避けて・・・


舗装路を行く。正面の山が賤ヶ岳です。
 

賤ヶ岳の真下の湖岸に見えてきた国民宿舎です。
 

11:40 国民宿舎横の峠越え道に入って行く。
飯浦(奥琵琶湖)へ抜ける峠道を行く。賤ヶ岳山頂はこの道の峠分岐して登ります。
   
 余呉湖岸から 峠までは約0.8Km、植林帯の中の道を登って行く。
今日は積雪もこんな状態、持ってきたアイゼンもカンジキもいらない。荷物になっただけ(^^;)・・・
 

12:10 飯浦へ抜ける峠に着く。
賤ヶ岳へは左手の道を登って行きます。
 

登山道左手には余呉湖が見えてくる。
右手には奥琵琶湖が見えるのですが、ガスで見えない。
 

急坂道を過ぎるとこんなフラットな道になる。もう少し行くと頂上直下になります。
 

頂上間近、ほんの少しのこの坂道で頂上です。
 

頂上の東屋
急坂で見上げていたのがこの休憩所です。

頂上に着いたが踏み跡もなく、誰もいない。
歩き回って新雪の感触を楽しみました。


 

賤ヶ岳の頂上からの奥琵琶湖
今日は吹雪いていてるので残念ながらこんな状態でした。

 

こちらは賤ヶ岳頂上から山本山への尾根道です。
琵琶湖が広がっています。

 

こちらは日本百名山の伊吹山が見えています。その手前の山は浅井長政の小谷城があった小谷山です。


   
  鈴ヶ岳頂上風景です。右上は賤ヶ岳七本槍の銅像です。
 

賤ヶ岳の三角点と余呉湖
 

頂上はこんな台地状になっています。




余呉湖展望-1


 

余呉湖展望-2


 

今回は余呉湖を左回りで一周しました。
 

14:00 JR余呉駅に帰着14:11の新快速で帰路に着く。


木ノ本を過ぎるとやはり往路と一緒の景観でした。

 

米原へ向かう新快速の窓から真っ白な伊吹山が見えてきました。


   
彦根を過ぎて能登川になると、積雪は残っていました。
(右上写真)何度も登っている猪子山です。
この山から繖山までの縦走コースは何度も歩いている。



 

安土の繖山と文芸の郷
賤ヶ岳よりこちらの繖山の方が積雪が多いようだ。


   ******************* 参 考 ******************

今回と同じコースで登山したれぽ^とです。
晴れて素晴らしい展望と積雪だった3年前の「賤ヶ岳登山」報告をご覧ください。

・賤ヶ岳雪山歩き (2017/01/26)
 
・賤ヶ岳 (2011/01/09)

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賤ヶ岳:はじめて歩いたルートの登山報告です。
・雪の賤ヶ岳登山素晴らしい山仲間と出合えて楽しい雪山の一日でした。 (2010/01/10)

・カンジキつけて賤ヶ岳登山 (2012/02/12)

※今はもう体力、気力ダウンで、このコースはもう歩けません(^^;)。