東海自然歩道ぶらり音羽山歩き

2017・3・11

 ギャラリー唐橋へ”第7回東北復興チャリティ「KIZUNA展」”を見に行きました。偶然にも訪問した日が3月11日でした。その後、どこかスケッチしようと街中散策に行きましたが、寒いのと気に入ったポイントが見つからず。結局、ここから近い音羽山歩きになってしまいました。




ギャラリー唐橋
 第7回東北復興チャリティ「KIZUNA展」会場です。2011年(平成23年)3月11に起った東日本大震災から今日でもう丸6年になる。



  唐橋から鳥居川の交差点まで戻って、細い道を石山寺に向かって歩く。すぐにこの住友活機園が見えてくる。この建物は何度かスケッチしているので今日はパスする。写真をクリックすると2月に描いた私のスケッチ作品が見れますよ。野山の風景でも描こうと音羽山方面へ向かう。


石山高校横を過ぎて国分の幻住庵前に着く。
 ここは松尾芭蕉が「奥の細道」旅を終えた翌年、元禄3年(1690年)約4ヶ月間隠棲した小庵です。


 幻住庵から国分団地に沿って歩いていくと音羽山横に連なる千頭岳が見えてくる。

 昨年の2月に千頭岳に登ったときの「 ・東海自然歩道で千頭岳」ページで音羽山へのルートや「幻住庵」など、ご覧いただけます。
  

13:50 幻住庵から約20分、千頭岳(正面)と音羽山(右)が見えてくる。
東海自然歩道ルートは右のフェンス中へ入って行く。



 フェンスの中入ると左右に農業用の池があり、そこを過ぎてこの樹林帯の小川に沿った道を行く。右手にはいつも青い水色の池)が右手に見える。
 


青い池面の池
 手前にあった池は普通ですが、この池は明るいブルーの水色をしています。いつもここを歩くたびに、不思議だなあと思う。

 

今日歩いたルートです。
 

小川に沿った道から林道へ。
 

14:13 路傍休憩所に着く。
ここからさらに林道を行く。
 

14:20 林道終点に着きました。ここから本格的な山道となります。
 

倒木などで荒れた登山道をせせらぎに沿って登って行く。
 

14:33 やがて山道は木段の急登道になる。
 

稜線の鞍部が見えてきた。陽射しがまぶしい。
 

急登道を約10分登ると、鞍部にある分岐点に着く。
左は千頭岳、右の道で音羽山へ向かう。
 

分岐点から音羽山へはこんな尾根道を登って行く。
空が見える明るい道はやはりホッとしますね。
  

進行方向左側に滋賀県側が見えてくる。
冬場は葉が茂っていないので見通しがよい。


14:52 道標のあるピークを通過
尾根道はアップダウンを繰り返す。


15:00 開けた場所にでる。鉄塔の先に音羽山頂上が見える。
音羽山へはいったんこの道を下って登り返すことになります。



 

 15:04 登り返してパノラマ台に着く。その名のとおり、滋賀県側の展望が開けている。
眼下には琵琶湖から流れ出る瀬田川とそこにかかっている近江大橋が望める。




パノラマ台の休憩ベンチと道標


15:08 パノラマ台から少し下がるとこの分岐点がある。
JR膳所駅への下山道です。このまま直進して頂上へ。
JR膳所駅から鳴滝不動経由で登った時この分岐に着きました。
下記ページはその時の山行報告です。 ご参照ください。
 ・音羽山、風の音を聞きながら(2010/12/24)


頂上手前の休憩広場です。
このすぐ先が音羽山の頂上です。


15:24 展望の開けた音羽山頂上に着く。
ここからは京都側と滋賀県側両方が望めます。



 

京都側の展望
(方角:西北)
眼下は山科市街、その向こうに京都市街です。
一番奥に聳えているのは愛宕山です。



 

滋賀県側の展望
比叡山、比良山が望める。見えている街は大津京市街です。
下山は右手からこの稜線を国道1号線の走る逢坂山(大谷)へ向けて下ります。




下山道から見える比叡山


16:20 国道1号線に架かる東海自然歩道の架橋上に着きました。約1時間のなが~い下り道でした。(写真は山科方向)
京都方面の方は、ここから右の道を山科側に少し下るとある京阪「大谷駅」が便利です。
私は住まいが守山市なのでJRが便利です。写真と逆方向へ歩いてJR大津駅に向けて下りました。




※ 以下は何度も登っている音羽山の山行報告です。
どうぞご参照ください。
なぜか冬場ばかり登っているなあ。

 JR石山駅から音羽山 2003年12月25日 

 ひさしぶりの音羽山 2008年12月12日

・音羽山、風の音を聞きながら (2010・12・25)

・低山歩き、音羽山 2014/01/25
  今回と同じルートですが、逆コースを歩きました。