竜王かがみの里から鏡山登山
鏡山(龍王山)の標高 384.6m
(滋賀県蒲生郡竜王町)
2021・03・17

 数日前に、鏡山へ登ろうと思っているとMさんから聞いて、登山ルートや頂上の状況を案内するため、二年ぶりに鏡山へ出かけました。登山口は野洲市の”希望ヶ丘文化公園”、竜王町の道の駅”かがみの里”、竜王町の”三井アウトレット・パーク竜王店”などがある。どのコースも歩いているが、今日は”かがみの里”からの鏡山往復ルートを歩いてみよう。往路はウオーミングアップを兼て平地を約15分ほど歩いた所からの登山道に決める。復路は鏡山頂上から尾根歩きで星ヶ崎城跡を経由して鏡の里に下山することにしました。


 

10:50 かがみの里に車を停めて出発する。
 

駐車場からあぜ道を歩いてショートカット
 

舗装路に出て、少し歩くと鏡工業団地の建物が見えてくる。
 

11:04 工業団地の鏡登山口に着く。右手後方は鏡山


 

登山口にある案内板
書き入れた赤ラインが今日の予定往路(登山ルート)です。
鏡山頂上からの青点線が復路、尾根つたいの下山ルートです。


  

登山道に入って行く、中央のピークが鏡山(竜王山頂上です。
 

11:10 案内板から約5分、Y型の分岐路に着く。
 

大谷池から見える鏡山
 以前に歩いたルートなので、右手の道だと思って右の林道へ入って行く。10分ほど歩くと林道は行止りとなっていました。ここでやっと道間違いに気がついて分岐点まで戻る(^^;)。
 左上の地点に戻って確認したら、鏡山直進の案内がありました。今日はハンディGPSも持参していたのに、思い込みって怖いですね。
 

大谷池を過ぎると樹林の中の林道だ。
平坦な道がつづいたが、ここから登り道となる。
 

11:44 鏡山へは、ここから樹林帯の中へ細い山道となります。案内板には”あえんぼ広場”へとある。
 ※あえんぼの意味がわからず、帰宅してからネットで調べたら、

 アエンボの正式名は「コバノミツバツツジ」とわかりました。ちなみにこの”あえんぼ”は竜王町の町花でした。

 コバノミツバツツジは4月頃に紅紫色 - 淡紫色が多数咲き、里山を彩る。
 
 

先ほどの所から土山道らしい雰囲気になってきました。
 

 山道になって4分、すぐに「あえんぼ広場」につきました。小さな「あずま屋」があるだけ、広場もあえんぼもありませんでした。
 

ちょっと急な木段道も出てくる。


直進は危険進入禁止、ここで左へ。
 

12:00 案内板にあった大きな「こんめ岩」です。
「こんめ」の意味は分かりません。
 

みたらし池への分岐
より道は止めて鏡山頂上(左手へ)へ向かう。
 

次に現れた大石
説明板がないから分からない。
 

貴船神社 (龍王宮)への分岐
ここも立ち寄らずに鏡山頂上(左)へ、
 

 貴船神社への分岐から3分展望台がある。現在は老朽で立ち入り禁止。以前には入れたが、その時も樹林におおわれていて展望不可でした。
 

12:20 竜王山頂上
なぜか「鏡山」の表示ではない。
展望もないので、休憩せず通過して鏡山三角点へ向かう。




※鏡山山頂付近の分岐道です。
この日は赤ラインを歩きました。
かがみの里

鏡山(竜王山)山頂

 ①竜王山頂から三井アウトレットパークへ下る道。

②道標S-180は鏡山新道、希望ヶ丘側へ下山する。

鏡山の三角点

③道標「城山」へ、尾根つたいに歩く。

④道標H-180「城山」へ、尾根つたいに歩く。

星ヶ峰へ

かがみの里

 

分岐 S-180 を通過
12:23 すぐに希望ヶ丘側に下る(左手へ)分岐がある。
希望ヶ丘のマップでは”鏡山新道”とある。直進する。
 

分岐 「城山」を通過
12:27 またまた分岐、ここも直進する。道標通り(左へ)下ると、希望ヶ丘の低山尾根歩きで城山へ行ける。
 

12;28 鏡山の三角点に着く。
鏡山三角点山頂(384.6m)の表示がある。
 

遠方に阿星山と竜王山。手前は菩提寺山です。
(三角点位置からの南側の展望です。)
 

近江富士(三上山)のピークが木々の向こうに見えている。
(三角点位置からの南西側の展望です。)
 

12:30 またまた「城山」への分岐 S-180 がある。
ここも星ヶ峰の表示に従って直進する。
 

 すぐに巨岩の”すずみ岩”がある。以前この上に登って展望を楽しんだが、今は木々が絡んでいて登るのは危険だ。
 

12:35 展望が開けた場所に着く。
北側のながめだろうが、残念ながら霞んでいて
よく分からない。通過してすぐに道標k-170があった。
 

尾根道がつづく。
 尾根道なりに星ヶ峰に向かってどんどん下って行く。この尾根道には、所々に「⇒星ケ峰」の道標があって迷うことはない。位置NOはk-00シリーズとなっていた。
 
 

13:00 尾根道右手に下界が望める。
 

道なりに尾根歩きがつづく。道標は「⇒星ヶ峰」kー140
 

星ヶ崎城跡が近づいてきた。
 

13:30 星ヶ崎城跡に着く。


 

近江八幡市街の遠望
左手間へから、斜め右上へ家屋が続いている所を国道8号線が走っている。
星ヶ峰の「星ヶ崎城跡」からの展望です。左手前は出発点の”かがみの里”です。


 
  星ヶ崎城跡:お城の名残の石垣が残っている。

 星ヶ崎城跡
 滋賀県蒲生郡竜王町と野洲市の西境を南北に走る竜王山系の北端、星ヶ峰(標高222.6m)の山頂にあり、鏡久綱によって城が築かれたとされている。この地は北に琵琶湖、東は湖東平野が一望でき、国道8号線(旧東山道)を直下に見下ろすことができる交通上・軍事上の要衝の地とされている。
 

13:40 分岐 k-100
 尾根道のまま左へ行くと「出町」。車を停めている”かがみの里”へは右、「道の駅」へ下って行く。
 

今日歩いたルートのGPS軌跡です。
 

宝篋印塔
 急坂道を5分ほど一気に下ると、この西光寺の記念宝塔(重要文化財)に着く。この宝篋印塔は鎌倉時代後期の作らしい。
宝篋印塔から少し先に「 仁王尊」のお堂があり、その横を通り過ぎるとすぐに”かがみの里”のゴールです。


( 参 考 )

*************  いままで私が歩いた「鏡山山行報告です。 *************

 ・自宅から歩いて鏡山へ (2019年03月27日)

・鏡山リベンジ     (2014年12月2日)

・JR篠原駅から鏡山へ (2014年11月30日)

・冬と春のはざまの鏡山 (2011年02月16日)
  
・今年の登り納めで鏡山へ (2004年12月28日)

・希望ケ丘から鏡山へ (2002年11月11日)