大文字山、今年の登り納め
2020・12・16
 いよいよ今年も終わりが見えてきた。今年の低山歩きの登り納めは山科駅から大文字山へ登ろう。コースは山科駅から毘沙門堂、山科聖天参道、その先の春秋山荘を過ぎたところで、おなじみの南禅寺への道と分かられて右折して大文字山へ向かう。お天気もいい。


 

びわ湖疎水
 山科駅からは毘沙門堂への参道は歩かず、いつもの洛東高グランド横を歩いて疏水へ着く。
 

 疏水ビかかる橋を渡る。洛東高校の正門前を右へ、疏水に沿って少し行く。この川沿いの小道を毘沙門堂へ向かって歩く。
 

駅から約15分、毘沙門堂に着く。
 

毘沙門堂の前から山科聖天さんへの道を行く。
  一か月前の毘沙門堂の紅葉真っ盛りの写真との違いは
・JR山科駅から紅葉見物して南禅寺まで歩く 11月17日
・・・をクリックして見比べてください。
 

毘沙門堂から約5分で大文字山への分岐に着く。
 

谷川に沿った緩やかな林道を行く。
 

 林道脇はこんな状態だが昨年歩いた時とは違い道は整備されている。・大文字山登山ルート偵察歩き (2019/03/14 )
 

先ほどの分岐から約25分林道終点に着く。
ここで小休止して昼食タイムとしました。
ここからは倒木のある道になります。
 

 こんな状態ですが、木々を跨いだり、くぐったりと何度もするが、道は確保されています。一番ひどい状態の場所(右の写真)でもくぐり抜けて通れました。
 
 

荒れている山道は約10分ほどで終わる。
ここからは道もはっきりしているし、歩きやすくなります。
 

山道はやがて奇麗に整備された林道のような道になる。
ここは昨年とは雰囲気がずいぶん変わっているなあ。
   
 大文字山への 尾根道に合流する道も林道に代わっている。
 

林道へは入らず、右の山道を進みます。
 

少し歩くと左手に京都市街は展望できる個所があります。
 

尾根道を行く。

右の写真は⇒
京都一周トレイルの道標のある分岐です。
 

この道標は東山44-2です。
右上の尾根道の分岐にあった道案内図です。
赤印のように尾根道なりに直進します。
 

道標からすぐにこの開けた場所に出ます。
⇐ 左図にある林道です。
この広い林道を横断して直進、大文字山へ向かう。
 

先ほどの分岐から約7分で再び分岐に着きます。
この道標は東山45(右の写真)です。
直進して急坂を登って少し行くと大文字山頂上に着きます。
 
 


展望が開けた大文字山の頂上に着く。


 

西南方向遠くに大阪市内のビル群が望めます。
左端の高層ビルはあべの「ハルカス」だろう。


 

真正面(西)には京都市街が広がる。
左端には小さいが白い「京都タワー」が見えていました。



今日はどの道を下ろうか決めていないが、とりあえず大文字山の「火床」まで下ってみよう。
 

「火床」まではこんな急な道が何度か通ります。
 

右手、樹林帯の向こうに比叡山が見える。


  

大文字山頂から約15分ほど下ったところに、この展望抜群の「大文字焼の火床」があります
眼下の森、手前左は黒谷さん、その後ろは吉田山、その後方の広い森がは都御苑だろう。
後方、一番高い山が愛宕山だろう。


火床での絶景を眺めた後、再び大文字山山頂へ登り返す。
   

 今日の下山は山頂から登ってきた道を少し戻り、道標にあるように、この分岐から、旧如意古道を歩いて「鹿ケ谷」へ下ろう。
 

落葉が堆積した道。サクサク音を聞きながら下って行く。
 

俊寛碑とトレイルの道標
 この俊寛碑の所に来て、昨年の6月に歩いたことを思い出しました。季節がら落ち葉が堆積していなくて道が明瞭なので、この時は俊寛碑下のジグザグ道を下って「楼門の滝」を見に行きました。その様子は ・大文字山ハイクして京都の展覧会へ  のページでご覧ください。
 

東山一周トレイルNo46の分岐
 

樹間から見える黄葉が奇麗でした。
 

 山道を下りきると 舗装路に合流する。少し歩くと「波切不動明王」がある。 道なりに鹿ケ谷へとどんどん下って行く。
 

哲学の道に出て南禅寺目指して歩く。


 

 観光名所のこの哲学の道もコロナ禍の影響で、ほとんど人に出合えませんでした。
 

 哲学に道から南禅寺境内を通って蹴上へ。三条東リを下って粟田神社を経由して、地下鉄東西線の「東山駅」が今日のゴールでした。




赤ラインは今日歩いた山科駅から大文字経由南禅寺への道です。


大文字山へは過去に毎年のように登っています。

============= 参考ページ ===========

※コースは、・滋賀「大津」からと、・京都「山科」からの二つのルートです。
同じコースでも大文字山からの下山はいろんな道を歩いています。

・三井寺から大文字山へ (2019/11/13 )

・大文字山ハイクして京都の展覧会へ (2019/06/02 )

・大文字山登山ルート偵察歩き (2019/03/14 )

・山科からの大文字登山ルートは大荒れ(2018/11/01)

 ・真夏の大文字山 (2018/07/31 )

・久々の大文字山ハイク (2017/06/03 )

 ・JR山科駅から大文字山 (2014/10/29)  

・JR大津駅から大文字山を経由して京都市美術館へ (2013/05/09)

・「大津から如意ヶ岳、大文字山へ」 (2011・3・22))